教会の庭にある大きな石には剣が突き刺さっていた。そしてその剣を引き抜くことができれば国の王になれるという言い伝えがあった。国中の力自慢が試すが、誰も引き抜くことはできない。その頃、森の奥の一軒家にマーリンという魔法使いのお爺さんがフクロウと暮らしていた。お爺さんは、王となる少年が自分の元を訪ねて来ると信じていた。そんなある日、ワートという少年が魔法使いのマーリンと出会う。マーリンは、ワートのなかに潜む王としての資質を見いだすが…。
ウォルフガング・ライザーマン
ウォルト・ディズニー