リズワン・ハーンはアスペルガー症候群を患うインド人でイスラム教徒である。母の亡き後、アメリカにいる弟を頼り渡米し、サンフランシスコで生活を始める。仕事先の美容室で、同じインド人でヒンドゥー教を信仰するシングルマザーのマンディラに出会い、やがて2人は宗教の違いを乗り越え結婚する。しかしアメリカ同時多発テロ事件以降、イスラム教徒に対する激しい差別や偏見が起こり、全てが一変する。マンディラの連れ子サミールは再婚によりイスラム教徒の姓に変わってしまい、激しい差別やイジメを受け、ついには命を落としてしまう。子供を失い絶望したマンディラはハーンと結婚したことを強く後悔し、ハーンを責めたてる。ついに家を追い出されたハーンは、妻の一言による「ある決意」を胸にアメリカ横断の旅に出る。
カラン・ジョーハル