1988年、戦争の真っ只中のイランの首都テヘラン。5歳の娘と暮らす若い母親シデーは、最前線に召集された医師の夫の帰りを待っていた。ある日、シデーたちが暮らすアパートにミサイルが落下する。運よく爆発こそしなかったものの、隣人が引き取った孤児メフディは、ミサイルが邪悪な神“ジン”を連れてきたと告げる。娘のドルサもジンの存在を主張し、次第に様子がおかしくなっていく。戦争の激化と、立て続けに起こる異変に怯えたアパートの住人たちは次々と疎開していく。ついに母娘2人だけになったアパートを“何か”が襲う…。
ババク・アンヴァリ