死神の1人である王喜龍は、地獄に連れて行く予定の女と恋仲になるという趣味を持った死神。次に地獄に連れて行く予定の女、黎小町に近づき親密な関係になっていた。 とある満月の夜、王は自分が死神である事を明かし、これから小町を地獄へ連れて行く事を告げる。それを聞いた小町は狼狽し、王との子を妊娠していると嘘をつき死ぬ事から逃れようとする。 困った王は、彼の人の好さから、名前と年が同じ女であれば替わりとして地獄に連れて行く事が可能である事を告げる。すると小町は、自分の友人で同姓同名で年も同じ、黎小町を身代わりにと懇願する。王はその懇願を聞き入れ同姓同名の黎小町の元に向かうが、彼女と本当の恋に落ちてしまう...。
曽根剛
平谷悦郎