舞台は19世紀ロシア、サンクトペテルブルグ。 14才の貴族の子女サーシャには悩みがあった。1年前に北極航路の探検に出たきり帰ってこない大好きな祖父。探索船は出たものの未だ行方が分からない。祖父と家族の名誉は失われ、祖父の名を冠する予定だった科学アカデミーの図書館も開館が危ぶまれている。ロシア高官の父は、そんな状況にあって、なんとかローマ大使の道を模索するが、そのためには社交界デビューの娘が皇帝の甥っ子に気に入られるしかないと考えている。社交界デビューの日、サーシャは祖父の部屋から航路のメモを見つけ、捜索船がたどったものとは異なる事に気付く。再び捜索船を出して欲しいとサーシャは舞踏会の場で王子に懇願するが受け入れられない。王子の不興を買い、父からの叱責を受けた娘は、自ら祖父の居場所を突き止めようと決意する…。
レミ・シャイエ
春に好評を博した「世界の秀作アニメーション 2022」の秋編が、9月13日(火)~9月25日(日)に東京都写真美術館ホールにて開催決定
東京都写真美術館ホールにて世界の秀作アニメーションを一堂に集めた映画祭「世界の秀作アニメーション 2022 春編」の開催が決定。国内未公開作、限定公開作を含む海外アニメーションのラインアップ15作品が発表された。
『アンネ・フランクと旅する日記』のような長編アニメーションは例年、その多種多様な表現方法とクオリティの高さが評価されている
高畑勲監督が称賛し、フランスでの劇場公開から3年越しで昨年、日本でも公開された傑作アニメーション『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』のBlu-ray&DVDが12月2日(水)よりリリースされることが決定した。