嘘つき男のヴィレはいつもタバコ片手に街中をほっつき歩いている。ある日、運命の女の子を見つけた彼はデートがしたい一心で金の工面に奔走する。飲み代を稼ぐため、自分たちの最低な生活を映画にすることを思いつき、 兄ミカが監督を、弟アキが脚本を手掛けて主演も務めた。フィンランドを代表する映画兄弟の船出となった作品。
ミカ・カウリスマキ