【第一部・犯罪大通り】1840年代、劇場が立ち並ぶパリの≪犯罪大通り≫。パントマイム師のバチストは、女芸人ガランスを偶然助けたことから、彼女に恋心を抱く。若き俳優ルメートルや、犯罪詩人ラスネールも彼女に惹かれていたが、ガランスは誰のものにもならない。そこに、ガランスに魅せられたもう一人の男・富豪のモントレー伯爵が現れ…。 【第二部・白い男】数年後―。座長の娘ナタリーとの間に一児をもうけたバチストは、フュナンビュル座の看板俳優として舞台に立つ日々を送っていた。そんなバチストを毎夜お忍びで観に来る一人の女性が。それは、伯爵と一緒になったガランスだった。ガランスが訪れていることを聞いたバチストは、たまらず舞台を抜け出すが…。
cocoレビューを見るマルセル・カルネ