哲学 『オルフェの遺言 ‐私に何故と問い給うな-』作品情報
1962年6月1日 公開の映画作品あらすじ
「オルフェ」の終幕近い場面から始まる、コクトーの映画による遺書といえる作品。コクトーはまず、教授の息子の所に忽然と現れる。父は死んだ――との返事に、再び姿をかき消して、今度は子供をあやす母のもとへ。戻りすぎてしまった。時空をさまよい続ける詩人には教授の研究が必要なのだ。驚いて子を落とす母。次に詩人が現れたのは車椅子で死期の近い教授。またも進みすぎ。だが、老人が掌中から落とした小箱が彼を、教授の現役時代に運んだが……。
cocoレビューを見るスタッフ
- 監督・脚本
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ジャン・コクトー
キャスト
- ジャン・コクトーPoet
- エドアール・デルミCegeste
- マリア・カザレスPrincess
- フランソワ・ペリエHeurtebise
- ジャン=ピエール・レオSchoolboy
- ニコール・クールセルYoung Mother
- フランソワーズ・クリストフNurse
作品データ
- 原題LE TESTAMENT D'ORPHEE OU NE ME DEMANDEZ PAS POURQUOI/TESTAMENT OF ORPHEUS
- 公開日 1962年6月1日
- 製作年1960
- 製作国フランス
- 上映時間79分
- 映倫区分G
- 配給会社東和
- クレジット