”核のごみ”をどこに捨てる?原発推進論者の科学者が”世界一安全な場所”を探す旅― この601年間で、高レベル放射性廃棄物35万トン以上が世界で蓄積された。それらの廃棄物は数万年にわたって、人間や環境に害を与えない安全な場所に保管する必要があるが、そうした施設が世界中で十分に整備されないまま”核のごみ”は増え続けている。そんな中、英国出身でスイス在住の核物理学者で、国際的に廃棄物貯蔵問題専門家としても高名なチャールズ・マッコンビーが、世界各地の同胞たちとこの問題の解決に取り組む姿をエドガー・ハーゲン監督が撮影。アメリカ・ユッカマウンテン、英国・セラフィールド、中国・ゴビ砂漠、青森県六ケ所村、スウェーデン、スイスなど各国の最終処分場や候補地を巡る旅に出る。果たして彼らは世界に10万年後も安全な”楽園”を見つけることはできるのか―。
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