売れっ子のグラフィックデザイナーを引退したアハロンは、ひとり息子のウリと田舎町でのんびりと2人で暮らしている。実はウリは自閉症スペクトラムを抱えていて、アハロンがずっと世話してきたのだ。しかし、別居中の妻、タマラは将来を心配して、全寮制の特別支援施設への入所を決める。低収入のないアハロンは養育不適合と判断され、裁判所の決定に従うしかなかった。入所の日、ウリは大好きな父との別れにパニックを起こしてしまう。アハロンは決意した。「息子は自分が守る」こうして2人の逃避行が始まった。
ニル・ベルグマン
〆切り:2月26日(金)12:00まで
2020年、第73回カンヌ国際映画祭やバンクーバーをはじめとする各国の映画祭に正式出品された巨匠ニル・ベルグマン監督の最新作『Here We Are』(英題)が『旅立つ息子へ』の邦題として3月26日(金)より公開されることが決まった。