19世紀初頭、スペイン、セビリア。赴任した竜騎兵のドン・ホセは、ジプシーのカルメンの魅力に心奪われてしまう。そんなドン・ホセは、カルメンが連隊長の情婦だと知り、彼と剣を交えて刺殺してしまう。盗賊の一味だったカルメンと共に山に逃げたドン・ホセは、罪悪感を感じるものの、彼女と離れることが考えられなくなる。一味のボスであるカルメンの夫ガルシアが釈放されて仲間と合流し、争いの末にドン・ホセは彼も殺してしまう。盗賊となり高額の賞金もかけられてドン・ホセは、身を亡ぼすと分かっていても、カルメンと別れることが出来ず苦悩するのだが…。
チャールズ・ヴィダー