ユダヤ人の小児科医コルチャックは、孤児院の院長として子供たちを守り育てることに喜びを見出していた。第二次世界大戦中、ナチル占領下のワルシャワで、ユダヤ人はゲットーへの移住を命じられる。国外脱出の機会があったにも関わらず、子供たちを見棄てることが出来ないコルチャックは、恐怖に震える200人の子供たちと一緒に収容所行きの列車へ乗り込んでいく。
アンジェイ・ワイダ