会社を辞めた希(唐田えりか)はコンビニでアルバイトをしていた。何も起こらない日常。 現状を親にも言えず、バイト先でもなかなかうまくできず、日々、肩身の狭い思いをしていた。ある日、中学時代のクラスメイト・加奈子(芋生悠)がバイト先に来店した事をきっかけに少しずつ日常が動き出していく。働くこと、学校へ行くこと、生活していくこと。私たちは日常の様々な場面で心を消耗して生きている。立ち止まっても、ゆっくり進もう。きっと、明日こそは――。
石橋夕帆