北海道・洞爺湖。お正月を迎え、一人暮らしのマキの家に家族が集まった。マキが丁寧に作った御節料理を囲んだ一家団欒のひとときに、どこはかとなく喪失の気が漂う。マキはかつて次女のれいこを亡くしていたのだった。一方、長女の美砂子は女性として生きるようになったマキに複雑な感情を抱えている。家族が帰り静まり返ると、マキの忘れ難い過去の記憶が蘇りはじめる…。東京・八丈島。大昔に罪人が流されたという島に暮らす牛飼いの誠。妊娠した娘の海が、5年ぶりに帰省した。誠はかつて交通事故で妻を亡くしていた。海の結婚さえ知らずにいた誠は、何も話そうとしない海に心中穏やかでない。海のいない部屋に入った誠は、そこで手紙に同封された離婚届を発見してしまう。大阪・堂島。れいこはほんの数日前まで電話で話していた元恋人の葬儀に駆け付けるため、故郷を訪れた。茫然自失のまま歩いていると、橋から飛び降り自殺しようとする女性と出くわす。そのとき、「トト・モレッティ」というレンタル彼氏をしている男がれいこに声をかけた。過去のトラウマから誰にも触れることができなかったれいこは、そんな自分を変えるため、その男と一晩過ごすことを決意する。やがてそれぞれの声なき声が呼応し交錯していくーー。
三島有紀子
三島有紀子
第79回毎日映画コンクールの贈呈式が2月13日(木)、東京・めぐろパーシモンホールで行われた。
今回で第79回を迎える「毎日映画コンクール」の受賞作品と受賞者が発表。日本映画大賞に輝いたのは、三宅唱監督の『夜明けのすべて』。主演俳優賞に河合優実、横浜流星、助演俳優賞に池松壮亮とカルーセル麻紀、スポニチグランプリ新人賞には越山敬達が選ばれた。
第79回毎日映画コンクール、『夜明けのすべて』が最多7賞、次いで『あんのこと』『悪は存在しない』がそれぞれ6賞にノミネート。
7月20日(土)よりポレポレ東中野にて最新作『一月の声に歓びを刻め』が上映されることを記念し、特集企画「三島有紀子監督特集」を開催。三島監督とともに、監督と関わりのある中谷美紀、稲垣吾郎らからコメントが到着した。
前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔、坂東龍汰が、三島有紀子監督最新作『一月の声に歓びを刻め』の完成披露上映会イベント舞台挨拶に登壇。
前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔、坂東龍汰、片岡礼子、宇野祥平、とよた真帆らが出演、『幼な子われらに生まれ』『Red』の三島有紀子監督自身が47年間向き合い続ける“ある事件”をベースした最新作『一月の声に歓びを刻め』。予告編が解禁となった。
前田敦子主演、三島有紀子監督の長編10作目となる最新映画『一月の声に歓びを刻め』が2024年2月9日(金)に劇場公開。この度、メインビジュアルと追加キャストをとらえた場面写真が解禁となった。