仕事にも人生にも行き詰まった売れない作家ローウェン・アシュリーのもとに、ある日突然、驚くようなオファーが届いたことで物語が動き出す。そのオファーとは、交通事故で生死を彷徨う人気作家ヴェリティ・クロフォードのためのゴーストライター業だった。ローウェンはヴェリティの代筆を引き受けるべく、人里離れたクロフォード家の邸宅へと移り住むことになる。次第にヴェリティの夫ジェレミーと親密な関係になっていくローウェンだったが、ヴェリティが書いたと思われる不気味な“手記”を発見してしまう。そこに綴られていたのは、ジェレミーにまつわる衝撃的で歪んだ告発だった…。これはヴェリティによる命がけの警告か、それとも罠か。―善悪の境界線が揺らぐ中、ローウェンはクロフォード家に隠された闇深い真実に辿り着く…。
マイケル・ショウォルター