母親の突然の死を病院で看取った17歳のみつこ(堀北真希)。毎日、病院に通っていた父・悟(役所広司)は、その日だけは顔を見せず、それどころかその日以来、失踪してしまった。父の帰りを実家で待ち続け、従兄弟の信一(小林裕吉)や、叔母さんの早苗(森下愛子)に助けられながら健気に生きるみつこ。半年ばかりして、ようやく悟が見つかった。父は町外れの殺風景なビルに住んでいる謎の女性“アルゼンチンババア”(鈴木京香)のもとに転がり込んでいた。昔はタンゴが聴こえ、ダンスのレッスンをやっていたという通称“アルゼンチンビル”も今は寂れ、一人で暮らしている変わり者のアルゼンチンババアは町の人々の嘲笑の的だった。父親奪還のために、アルゼンチンビルに乗り込むみつこだったが…。よしもとばななの傑作小説から生まれた、幸せの涙が頬をつたう父と娘の愛の物語。
長尾直樹
大人気児童文学を映画化した『バッテリー』関連のニュースが1位と3位を占めた3月のアクセスランキング。主演の林遣都は3,000人のオーディションを勝ち抜いたシンデレラボーイ。今後の活躍に期待がかかります。インタビューでは、本作が映画デビューとは思えないオーラに驚いてしまいました。
よしもとばななが2002年に発表した同名小説を映画化した『アルゼンチンババア』。その“ババア”を鈴木京香が演じることで、製作前から話題になっていた本作が完成。3月24日(土)の公開を前に京香さんにお話をうかがった。
よしもとばななの同名小説を役所広司、鈴木京香、堀北真希の組合わせで映画化した『アルゼンチンババア』。3月24日(土)に初日を迎える本作のプレミア試写会が3月6日(火)、中野サンプラザで行われ、役所さん、京香さん、堀北さんに長尾直樹監督を加えた4名が舞台挨拶に上がった。
日本映画界には、世界的に注目を浴びている役者が男女ともに増えてきています。渡辺謙、真田広之、菊地凛子…、そしてもちろん、役所広司。他の国際派俳優たちのように、特に「ハリウッド進出!」を意識した動きは見られないものの、出演作が国際的な注目を自然に浴びてしまう彼。ハリウッド作品への出演も、それをきっかけに獲得してきたのでしょう。