どう過ごすかによってその後の人生が決まるという運命の日、“クリサリス・デイ”を一緒に乗り切ろうとする男女――純粋な愛を貫くために突き進む凶暴な男・サイ(武田真治)とどんな男でも手玉に取り利用する美女・シーラ(NorA)。金を持ち逃げしたシーラを追うのは、クールで凶暴なギャング軍団、頭のおかしい殺し屋軍団、暴走刑事、そして見事に全員ぶっ飛んでいるキャラクター達。2人の過激な愛の暴走は誰にも止められない! 最強にクレイジーで、最高にクールなカップルの物語。
北村龍平
『VERSUS』、『あずみ』、『ゴジラFINAL WARS』…。北村龍平監督と言えば、こうした大作や話題作が思い浮かぶ。その監督が『ゴジラFINAL WARS』以来、2年間の沈黙を破り発表したのが、武田真治主演の『ラブデス』だ。これまでのいわゆる大作感はほとんど感じられず、むしろ自主映画の大作とも言えるような豪華なインディーズ作品を撮り上げた北村監督に話を聞いた。