18年にもわたって性犯罪者の監視を続けてきた管理官のエロル・バベッジ(リチャード・ギア)。定石どおりの手順を嫌い、型破りなスタイルを突き通した彼は、上司から評価さず、引退前の最後の職務として、後任となる若い女性管理官・アリソン・ローリー(クレア・デインズ)のトレーニングに回されていた。そんなある日、10代の少女の失踪事件が起きる。バベッジは、彼が監視を続けていた前科者の誰かがこの事件に関与していると確信するが、誰にも信じてもらえない。通常の枠を超えた手荒な捜査方法を引き継ぎながら、2人は邪悪な犯罪者たちのおぞましい世界へ足を踏み入れる。果たしてバベッジは本当に少女を助けようとしているのか、それとも自身の中にある闇の深みにはまってしまったのか…。
アンドリュー・ラウ