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演技力は「発音」で決まる!? 視聴者が絶大な信頼を寄せる“神滑舌”の韓国女優5人

韓国ドラマを見ていると、俳優たちの圧倒的な演技力に引き込まれる瞬間が多々ある。その際、韓国の視聴者が演技力を評価する上で非常に重要視しているのが「ディクション(=発音・セリフの聞き取りやすさ)」だ。

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韓国ドラマを見ていると、俳優たちの圧倒的な演技力に引き込まれる瞬間が多々ある。その際、韓国の視聴者が演技力を評価する上で非常に重要視しているのが「ディクション(=発音・セリフの聞き取りやすさ)」だ。

どんなに感情表現が豊かでも、セリフがこもっていたり不明瞭だったりすると、視聴者の没入感は削がれてしまう。逆に、難解な専門用語や早口のセリフ、さらには号泣するような感情的なシーンであっても、言葉の一粒一粒が耳にスッと飛び込んでくる俳優は“神ディクション”と称され、絶大な信頼を集める。

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今回は、韓国エンタメ界の中でもとりわけ発音が美しく、声だけで視聴者を圧倒する5人の女優を紹介したい。

ソ・ヒョンジン

(写真=マネジメントSOOP)

まず、韓国ドラマ界で「ディクション」と聞いて真っ先に名前が挙がるのが、ソ・ヒョンジンだ。彼女は“ディクション妖精”という言葉を定着させた張本人と言っても過言ではない。その発音の良さが存分に発揮された代表作といえば、冷徹な敏腕弁護士を演じた『なぜオ・スジェなのか』だろう。法廷での膨大なセリフや、相手を理詰めで追い詰める際の淀みのないセリフ回しは、息継ぎのタイミングすら完璧に計算されており、視聴者に鳥肌を立たせた。

また、コン・ユと共演した最近作のNetflixシリーズ『トランク』などでも、落ち着いたトーンの中に感情の機微を乗せる繊細な発声技術を見せつけ、声の演技における新たな境地を見せ続けている。

シン・ヘソン

(写真=マネジメントSEESUN)

続いて、ソ・ヒョンジンに勝るとも劣らない圧倒的なセリフの伝達力を持つのが、シン・ヘソンだ。彼女の最大の武器は、怒涛の早口台詞でも絶対に発音が崩れない点にある。その実力が遺憾なく発揮された代表作は、大ヒット時代劇『哲仁王后~俺がクイーン!?~』だ。現代のチャラ男の魂が入り込んだ王妃というコミカルな役柄で、現代語と時代劇口調を猛スピードで織り交ぜながらまくし立てる姿は、圧巻の一言だった。

また、一人で複数の人格を演じ分ける難役に挑んだ最新作のNetflixシリーズ『サラ・キムという女』でも、そのずば抜けた発声と滑舌の良さが光っている。謎めいた高級ブランドの支店長「サラ・キム」をはじめ、偽りのペルソナによって声のトーンや言葉遣いを緻密に操る中、どんなに複雑でミステリアスな感情線のセリフであっても言葉の輪郭が一切ぼやけないため、視聴者は彼女の言葉の魔力に強く引き込まれてしまう。

パク・ウンビン

(写真=NAMOO ACTORS)

また、天才的な暗記力と緻密なディクションで世界中を驚かせたのが、パク・ウンビンである。彼女の神発音を語る上で欠かせない代表作が、社会現象を巻き起こした『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』だ。自閉スペクトラム症の新人弁護士という難役で、早口でクジラの生態について語るシーンや、複雑な法律用語をスラスラと読み上げるシーンは、まさに彼女の正確無比な発音があってこそ成立したものだった。最近作の『無人島のディーバ』でも、15年間無人島で生き抜いたという設定のもと、なまりのある言葉を完璧にコントロールし、さらには圧倒的な歌唱力まで披露。発声というベースがいかに鍛え上げられているかを証明してみせた。

キム・ジウォン

(写真=HighZium Studio)

さらに、気品あふれるトーンと冷たさを帯びたディクションで視聴者を魅了するのが、キム・ジウォンだ。彼女のクリアな発音が世界中を熱狂させた最近のメガヒット作といえば、『涙の女王』に他ならない。財閥3世で百貨店の社長というホン・ヘイン役を演じた彼女は、部下や夫に対して放つ冷たくも威厳のある台詞の数々を、完璧な発声と抑揚で表現した。一語一語を正確に叩きつけるような威厳ある話し方は、キャラクターの説得力を何倍にも引き上げていた。

過去の代表作『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』で見せた愛嬌たっぷりの等身大のヒロインとの声の使い分けを聞き比べると、彼女の底知れぬ技術力がよく分かるだろう。

キム・ヘユン

(写真=Artist Company)

そして最後に、若手女優陣の中で群を抜く発音の良さを誇るのが、キム・ヘユンだ。彼女の凄まじさは「どれだけ号泣していても、セリフがはっきり聞き取れる」という点にある。その圧倒的な実力が広く知られるきっかけとなった代表作が、大ヒットドラマ『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』のカン・イェソ役だ。極度のプレッシャーからヒステリックに叫び、泣きじゃくるシーンが多々あったにもかかわらず、彼女のセリフは常に明瞭だった。

また、世界中を熱狂の渦に巻き込んだ最近の大ヒットロマンス『ソンジェ背負って走れ』でも、推しを救うために奔走するヒロインの切実な感情を、声の震えと完璧な発音を両立させながら熱演。涙声になっても言葉が潰れないその発声は、視聴者の涙を誘った。

韓国ドラマがこれほどまでに私たちの心を揺さぶるのは、彼女たちのような実力派女優たちが「声」という楽器を極限まで磨き上げているからに他ならない。次にドラマを見る際は、ぜひ字幕だけでなく、彼女たちの美しく力強いディクションそのものに耳を傾けてみてはいかがだろうか。

(文=韓ドラLIFE編集部)

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