ワルガキたちが集まる鈴蘭男子高等学校、通称“カラスの学校”。最強かつ最凶の高校として悪名を轟かせている鈴蘭だったが、不良たちが多すぎてまとまりがなく、多数の派閥が勢力争いを繰り返していた。その鈴蘭で県内最強と恐れられている“リンダマン”こと2年の林田恵(深水元基)。しかし彼は派閥争いには全く興味を示さない。現在の最大勢力は、3年の芹沢多摩雄(山田孝之)が率いる“芹沢軍団”だ。しかし校内には芹沢に敵対する第2、3の勢力も存在しており、相棒の辰川時生をはじめ実力者が揃う芹沢軍団ですら、鈴蘭制覇は全く容易ではなかった。そんな鈴蘭に、不可能と言われている鈴蘭制覇を本気で狙う男・滝谷源治(小栗旬)が転入してくる…。不良少年の抗争を描き、総売上部数3,200万部の高橋ヒロシの人気コミックを実写映画化。
三池崇史