札幌市内の広告会社で働く竹中まゆ(平山あや)、21歳。人一倍健康には気を配り、明るく元気いっぱいで、恋も仕事も頑張っていた。しかし、ある日突然まゆは、胸の脇にゴロゴロとした、しこりのようなものがあるのに気がつく。まだ若いし、乳がんなんてあり得ない…。しかし「9割の確率で悪性です」と、医者からの容赦ない乳がん宣告。10年後の生存確率は75パーセントだった。その日から、まゆと乳がんとの闘いが始まった――。
松浦雅子
21歳という若さで乳がんに冒されながらも希望を失わず、困難に立ち向かうひとりの女性の成長を描いた『Mayu −ココロの星−』。本作が、映画の舞台となった北海道における先行上映に続き、9月29日(土)に全国での公開を迎えた。都内で行われた舞台挨拶に、主演の平山あやに塩谷瞬、松浦雅子監督が登壇。さらに、乳がんの早期発見の大切さを訴えて活動を続ける、ピンクリボンフェスティバルのプロデューサー・中西知子さんと、この活動に賛同し、様々な活動に携わってきた元・五輪メダリストの荻原次晴氏も駆けつけ、登壇者への花束贈呈が行われた。