日本中で人気を集めるキャット・アイドル、将軍(加藤精三)の息子・大将(古谷徹)は、自分をアイドルに育てようとする父のスパルタ教育に嫌気がさし、家を飛び出す。自力で職に就き、父を見返そうと考えた大将だったが、様々な職を転々として、結局どれもうまくいかず…。自殺を図ろうとしていた彼は、一人のラーメン屋の親父(黒沢年雄)に救われた。その親父のラーメンの味に感動した大将は、日本一のラーメン屋になることを決意し、親父の下で過酷な修行を積む。一年後、大将は“猫ラーメン大将”という店を持ち順調だったが、近くに“本家猫ラーメン将軍”をオープンした将軍に客を横取りされてしまう。そして、テレビ局が因縁の猫親子のラーメン対決を企画、運命のゴングが打ち鳴らされようとしていた…。「月刊コミックブレイド」にて連載中のそにしけんじの4コママンガ「猫ラーメン」が実写映画化。
河崎実