致死率100%の謎のウイルスのワクチンを開発するため、死を覚悟で人体実験に志願した神父のサンヒョン(ソン・ガンホ)は、輸血されてしまった正体不明の血液によってその一命を取り留める。そんな中、サンヒョンは幼なじみのガンウの妻、テジュ(キム・オクビン)と巡り合う。テジュの色香は自らを厳しく律するサンヒョンの心をかき乱し、テジュも日常から逃れるようにサンヒョンに惹かれていく。だが、サンヒョンは、体内に潜むある異変に気づき始めていた。ある夜、2人は互いの欲望を抑えきれず、かつてない快楽に身を焦がしていく。そして遂には、ガンウの殺害を企てるのだった――。“復讐3部作”で知られるパク・チャヌク監督が、神父と人妻の罪深き愛を描いた問題作。
パク・チャヌク