1969年。理想に燃えながら新聞社発行の週刊誌編集部で働く記者、沢田(妻夫木 聡)。彼は激動する“今”に葛藤しながら、日々活動家たちへの取材を続けていた。それから2年後、沢田は先輩記者・中平とともに梅山と名乗る男(松山ケンイチ)から接触を受ける。そして「銃を奪取し武器を揃えて、われわれは4月に行動を起こす」という不可解な話を聞くことになるのだった…。梅山に懸念を抱きながらも親近感を覚える沢田であったが、やがて彼が話したように「駐屯地で自衛官が他殺」という事件が起こるのだった…。川本三郎がジャーナリスト時代に経験した日々を綴った衝撃のノンフィクションが実力派俳優によって遂に映画化。
山下敦弘