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ゆる〜く“たそがれる”『めがね』は癒し効果バツグン!

あの『かもめ食堂』のスタッフとキャストが再びタッグを組んで贈る映画…というだけで期待が膨らみますが、今回は前作以上にゆる〜い時間が流れています!

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『めがね』-(C) めがね商会
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あの『かもめ食堂』のスタッフとキャストが再びタッグを組んで贈る映画…というだけで期待が膨らみますが、今回は前作以上にゆる〜い時間が流れています!

携帯電話の通じない場所へ行きたかった主人公のタエコは、南の島の、浜辺にある小さな町を訪れます。そこで待っていたのは、マイペースすぎる宿、ハマダの主人・ユージ、毎年やって来るというめがねの女性・サクラ、いつも宿に寄り道する高校教師・ハルナ…など、タエコにとってはなんとも不思議な人たち。最初は戸惑うものの、いつしかそこに流れる空気に溶け込んでいきます。そう、ハマダを訪れる人たちは何をするでもなく、ただ“たそがれる”ためにやってくるのです。

派手な旅行に慣れている人にとっては、ここで描かれる旅の姿にちょっと違和感を感じるかもしれませんが、朝目覚めて、おいしい朝ご飯を食べて、浜辺でメルシー体操をして、日が暮れるまでひたすら“たそがれる”。それって実はとても贅沢なこと。

忘れてはならないのが、『かもめ食堂』に引き続き描かれる料理の数々。鮭、卵焼き、春野菜、かき氷…特別ではないけれど、思わず「おいしそう〜!」と叫んでしまう素朴な料理が今回も映画を彩っています。仕事に行き詰まって逃避行を考えている人、旅行に行く暇がないのであれば『めがね』を観に行ってみませんか? この106分はかなり効きます!

《text:Rie Shintani》

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