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ヒース・レジャーの死因が判明、処方せん薬の乱用による事故死

1月22日に亡くなったヒース・レジャーの死因が、複数の種類の薬物摂取による急性中毒だと判明した。

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『アイム・ノット・ゼア』のN.Y.プレミアに出席したヒース -(C) Reuters/AFLO
『アイム・ノット・ゼア』のN.Y.プレミアに出席したヒース -(C) Reuters/AFLO
  • 『アイム・ノット・ゼア』のN.Y.プレミアに出席したヒース -(C) Reuters/AFLO
1月22日に亡くなったヒース・レジャーの死因が、複数の種類の薬物摂取による急性中毒だと判明した。

ニューヨーク市の監察医の発表によると、オキシコドン、ハイドロコドン、ジアゼパム、テマゼパム、アルプラゾラム、ドキシラミンによる急性中毒で、これらの成分は鎮痛剤、睡眠剤、坑不安剤の成分であり、いずれも処方せん薬に使用されているもの。

ヒースが自宅アパートで遺体で発見されたとき、ベッドサイドには、こうした処方せん薬のボトルがあったことから、当局は、ヒースの死因を処方せん薬の乱用が原因の事故死という結論を下した。

ヒースの両親は5日に彼の故郷であるオーストラリアのパースに戻り、近親者のみで執り行われる葬儀の準備にあたっている。ヒースの父親のキム・レジャー氏は「私たちは今日、医師によって処方された薬の組み合わせが息子にとって致命的なものだったと知りました。ヒースの事故死が、たとえ少量であっても処方せん薬物を複数種類摂取することに隠された危険に警鐘を鳴らすことに役立つはずです」と声明を発表した。

死の数日前から肺炎を患っていたという説もあったヒース。翌週から再開されるテリー・ギリアム監督の『The Imaginarium of Doctor Parnassus』(原題)の撮影のために大事をとったつもりが、最悪の結果を招いてしまったのだろうか。だとすれば、誰よりも無念なのはヒース本人だろう。



昨年11月、『アイム・ノット・ゼア』のN.Y.プレミアに出席したヒース

© Reuters/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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