脚本家組合の長期ストライキを受けて、8日に授賞式の中止が発表された第65回ゴールデン・グローブ賞の受賞結果が、13日、例年の会場であるビバリーヒルトン・ホテルで、スター不在のまま、記者会見形式で発表された。映画ドラマ部門の作品賞は『つぐない』が受賞。同部門主演賞は男優賞を『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ・ルイス、女優賞を『Away From Her』(原題)のジュリー・クリスティが受賞。助演男優賞は『ノーカントリー』のハビエル・バルデム、女優賞は『アイム・ノット・ゼア』のケイト・ブランシェットに輝いた。19日から日本公開予定の『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』はコメディ・ミュージカル部門の作品賞、ジョニー・デップが同部門の主演男優賞を受賞。同部門主演女優賞は『エディット・ピアフ 〜愛の讃歌〜』のマリオン・コティヤールが受賞。『潜水服は蝶の夢を見る』が外国語映画賞と監督賞(ジュリアン・シュナーベル)を受賞し、コーエン兄弟が『ノーカントリー』で脚本賞を受賞した。昨年11月のスト突入から2か月が過ぎたいまもなかなか進展は見えない。このままでは来月のアカデミー賞授賞式の開催も危ぶまれる状況になってきた。© Getty Images/AFLO
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