脚本家デビューはブログがきっかけ『ジュノ』のシンデレラガール、ディアブロ・コディ

脚本執筆経験が全くなかったにもかかわらず、彼女のブログを偶然発見したプロデューサーの勧めで書いてみたところ、初脚本がアカデミー賞受賞! という奇跡を起こしたシンデレラガールがいる。彼女の名はディアブロ・コディ。国内外で大絶賛を浴びた『JUNO/ジュノ』について、語ってくれた。

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『JUNO/ジュノ』 ディアブロ・コディ
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脚本執筆経験が全くなかったにもかかわらず、彼女のブログを偶然発見したプロデューサーの勧めで書いてみたところ、初脚本がアカデミー賞受賞! という奇跡を起こしたシンデレラガールがいる。彼女の名はディアブロ・コディ。国内外で大絶賛を浴びた『JUNO/ジュノ』について、語ってくれた。

「とにかく初めての脚本でアカデミー賞を獲るということは驚きの出来事で、全く予想していなかったです。果たして自分が(その賞に)値しているかどうか分からないのですが、とにかく嬉しかったです」と、彼女の名を一躍有名にしたアカデミー賞受賞について、その興奮をふり返るディアブロ。映画界の頂点ともいえる一大イベントについて、率直な印象を聞いてみると、「やはり自分が好きだったスターや、尊敬していた監督さんに自分が囲まれているという状況。これが一番の思い出です」と、当日の出来事を夢のように語る。

そもそも、彼女にアカデミー賞をもたらした、天性の才能ともいえる独特な表現力はいつ生まれたものなのだろうか? 文章を書くのは小さい頃から大好きだったと言う。
「小説家か、もしくは詩人にでもなろうかな、と思っていたんです。でも映画の脚本を書く、ということは全く想像もしていませんでした(笑)。でも、書くことが好きでブログを始めたんです。まだ誰も“ブログ”という言葉を知らなかったような、本当の初期の頃から書いています。学校のコンピュータの授業でプログラミングを教わったんです。出版社がなくても自分の文章をみなさんに読んでもらえる、しかもルールもないというところがとても魅力的でした」。

先述の通り、このブログを『JUNO/ジュノ』のプロデューサーがネットサーフィン中に発見し、すっかりディアブロの文章のファンになり、「脚本を書いてみないか?」と彼女にオファーをしたのが、本作が生まれたきっかけ。ストーリーはほぼ全編、彼女の高校時代の体験に基づいている(妊娠するところは想像ですが!)。しかし、これほどの大反響を呼んだ理由は「自分でもいまだによく理解できない」と話す。
「もしかするとこの映画を非常にチャーミングだと思ってくれる人はいるかな? という気持ちはありました。でもこんなに大勢の人たちに愛されるとは! 予測できない展開が面白いとよく言われるんです。そこが魅力かもしれないですね」。

ユニークな発想はもちろん、ウィットに富んだセリフも、間違いなく彼女の作品の魅力の一つだろう。
「若い人たちの会話ってすごく独創的で、まるで自分たちの“言語”があるかのよう。そこが好きで、私なりにちょっと誇張して、よりおかしくしたという感じです(笑)」。

ちなみに、映画をすでに観ている人ならばきっと気になっているはずの“ハンバーガーフォン”。あれはディアブロが子供の頃、実際持っていたそうで、「これ以上カッコイイものはない」というくらい惚れ込んでいたそうだ。

スピルバーグとの次回作も決まり、ますます目が離せない彼女だが、現在構想中の作品について聞くと、「脚本のアイディアはたくさんあるけど、とにかく時間がない!」と笑う。アカデミー賞をつかんで有名脚本家になっても、周囲の喧騒に決して影響されることなく、気さくでチャーミングな彼女の人柄に、すっかり魅了された。最後に、憧れの人は? 
「アンジェリーナ・ジョリー。彼女のファッションや、ちょっと危険な匂いがするところが大好き!」

彼女が次にどのような物語を私たちに届けてくれるのか、そのときが待ち遠しい。
《text:cinemacafe.net》

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