TVドラマ「宮〜Love in Palace」の孤独な皇太子役や「魔王」での2つの顔を持つ敏腕弁護士役のイメージとは打って変わって、本作で演じたのは、饒舌なトークとチャーミングな性格の持ち主・ジニョク。だが、そんなジニョクにはあるトラウマによる陰の部分も…。チュ・ジフンは、その“心の傷”こそに惹きつけられたという。 「いま、ここに座っていらっしゃるみなさんもそうだと思いますが、誰しもが何らかの傷を心に抱えて生きていると思うんですね。こうしてインタビューをしているときにはみんなと笑って話したり、友達と会って一緒にお酒を飲んだり、普段はそういうふうにして過ごしているんだけど、その心の傷のことを思い出すと悲しい気持ちになったり、怒りを感じたりする。この映画の中で気に入っているのは、そうした心の傷が物語の中にうまく組み込まれて表現されているところなんです。そこにリアリティを感じ、共感をおぼえました」。