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引越し大好きの麻生久美子、“ジリ貧”脱出法を伝授「おかげで運気が上がった」

人気TVドラマ「時効警察」や『亀は意外と速く泳ぐ』など、小腹を突く独特の笑いを繰り出す三木聡監督の最新作『インスタント沼』が5月23日(土)に公開される。“ジリ貧”OLがひょんなきっかけで幸せを探していく姿を描いた本作で、主演を託されたのは、話題作への出演が続く麻生久美子。公開に先駆けて、5月13日(水)、本作の試写会が行われ、三木監督と麻生さんが揃って舞台挨拶を行った。

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『インスタント沼』試写会にて 麻生久美子&三木聡監督
『インスタント沼』試写会にて 麻生久美子&三木聡監督
  • 『インスタント沼』試写会にて 麻生久美子&三木聡監督
  • 『インスタント沼』 麻生久美子
  • 『インスタント沼』 三木聡
  • 「時効警察」の名コンビが再タッグ!
  • キュートな笑顔でピース!
  • 意外な引越し好きな一面も披露
  • 柿にハトの糞…落ちてきても笑いにするユーモア
  • 照れながらも仲良くポーズ
人気TVドラマ「時効警察」や『亀は意外と速く泳ぐ』など、小腹を突く独特の笑いを繰り出す三木聡監督の最新作『インスタント沼』が5月23日(土)に公開される。“ジリ貧”OLがひょんなきっかけで幸せを探していく姿を描いた本作で、主演を託されたのは、話題作への出演が続く麻生久美子。公開に先駆けて、5月13日(水)、本作の試写会が行われ、三木監督と麻生さんが揃って舞台挨拶を行った。

そもそも、『インスタント沼』という奇天烈なタイトルはどこから生まれたのか? 監督曰く、元々は1993年よりテレビ朝日系列で放送されたバラエティ番組「さんまのナンでもダービー」の企画として考えたもので「沼を乾かして移動させたらまた同じ沼ができるか? という企画だったんですが、もちろん通らなかったので(笑)、構想十数年を経て映画にしました」。「時効警察」シリーズに続き、麻生さんを主人公の“ジリ貧OL”に抜擢したことについては「日本の女優界を見回したら、この役をやれるのは麻生さんしかいなかった」と太鼓判を押す監督。だが、麻生さんはというと「『時効警察』のときはすごく楽しかったけど、三木組に入りきれていない悔しさがあって、あまり三木さんに好かれていないと思ってたので、すごく嬉しくて何度も聞き返しました」と抜擢されたことへの驚きを明かした。

三木監督の作品と言えば、ひとクセあるキャラクターの数々が魅力の一つだが、本作で奇抜なヘアスタイルを見せる風間杜夫や加瀬亮も然り。配役について、監督は「意味のないところもジャンプして無欲に挑んでくれる人にお願いしました」と話す。一方、麻生さんはというと「風間さんはまず、頭が…」と一言。「現場で(頭を)見てたんですけど、見てたらいけないような気分になって」と込み上げる笑いを抑えた。

映画に因んで、“ジリ貧”脱出の方法をお二人に聞くと、麻生さんは「引越しをする」と即答。どうやら無類の引越し好きだそうで、「(部屋の)更新もいままで一回しかしたことがないくらい。物が整理できて気分が変わるし、風水サイトで自分にとっていい場所を占って物件を決めるんですが、おかげですごく運が良くなってきました」と満足げに意外な一面を明かした。一方、引越しといえば「カニみたいな地上げ屋のおっさんに追い出されたことが…」という珍エピソードも飛び出した監督。そんな思い出も笑って語り「ハトの糞とか、柿が頭に落ちたことがあるんですけど、それも『転々』で描いたり、とりあえず何でもギャグにすれば何となく吹っ切れる」と、監督ならではの前向きさが伝わるアドバイスを送った。

最後に、麻生さんは「私にとって宝物と言えるくらい大好きな作品。嬉しくて嬉しくて、既に7回くらい観ました。観るたびにおもしろいポイントが増えたり変わったり、すごくいいんですよ」と愛情こもるアピール。監督も「自分の映画の中でマックスに意味なく、ハイテンション」と自作を評し、「あまり考えるような映画じゃないので、お芝居を見てなんとなく一緒にハイテンションになって観ていただければ」と気楽な映画の見方を薦めた。

『インスタント沼』は5月23日(土)よりテアトル新宿にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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