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綾瀬はるかインタビュー “末っ子気質”で過酷なデス・ゲームを生き残る?

時給11万2,000円のアルバイト。そんな募集を見たら、高額報酬に心惹かれつつも「怪しい、大丈夫かな?」、「うさんくさい」と躊躇してしまうのが当然の反応だろう。だが、もしコンビニで偶然知り合った綾瀬はるか(に似た美女)に「一緒に行ってもらえせんか?」と懇願されたら——? 答えはもちろん「YES」である! 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』はまさにそんな成り行きで命がけの“ゲーム”に巻き込まれる、藤原竜也演じる青年をはじめ、様々な思惑を抱えてこのバイト=死のゲームに参加した男女10名の運命を描く心理サスペンス。綾瀬さんと一緒にこのゲームに参加したら、世の男性は「守ってあげたい!」と奮闘するだろうが、いざ、本人に話を聞いてみると、その天然っぷりで意外と周囲を振り回すかも…?

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『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』綾瀬はるか
『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』綾瀬はるか
  • 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』綾瀬はるか
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  • 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』 -(C) 2010『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』製作委員会
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  • 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』綾瀬はるか
時給11万2,000円のアルバイト。そんな募集を見たら、高額報酬に心惹かれつつも「怪しい、大丈夫かな?」、「うさんくさい」と躊躇してしまうのが当然の反応だろう。だが、もしコンビニで偶然知り合った綾瀬はるか(に似た美女)に「一緒に行ってもらえせんか?」と懇願されたら——? 答えはもちろん「YES」である! 『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』はまさにそんな成り行きで命がけの“ゲーム”に巻き込まれる、藤原竜也演じる青年をはじめ、様々な思惑を抱えてこのバイト=死のゲームに参加した男女10名の運命を描く心理サスペンス。綾瀬さんと一緒にこのゲームに参加したら、世の男性は「守ってあげたい!」と奮闘するだろうが、いざ、本人に話を聞いてみると、その天然っぷりで意外と周囲を振り回すかも…?

生き残る術は“全員を疑うこと”

もしも、綾瀬さんがこのゲームに参加したら…。綾瀬さんが考える、生き残るための最良の戦略、それは「全員を疑うこと」。苦笑いを浮かべつつこう付け加える。
「映画は他人を疑うことの虚しさを描いているんですが…。でも、私は他人を信じて殺されちゃいそうな気がする(笑)。(ゲームの期間の)1週間、ひとりで戸棚の下とかにずっと隠れていますね」。

ゲームに参加する10人のスタンス、グループの中での“ポジション取り”のスタイルはまさに十人十色。威圧的に他人を仕切ろうとする者もいれば、「我関せず」とばかりマイペースを貫く者、全体のバランスを取ろうとする者などなど様々だが、綾瀬さんだったら、このグループの中でどう振る舞う?
「多分、片平なぎささん(=ミステリー好きの主婦)とか、そういう“お母さん”的な人にくっつきつつ『大丈夫ですかね?』なんて言ってるタイプですね。調子よく『あの人、怪しいですよね』とか(笑)」。

したたかさを感じさせるコメントが続くが、そんな自らを綾瀬さんは冷静にこう分析する。
「基本的に末っ子気質なんですよ。だから、グループの中でも進んでリーダーシップをとるのではなく、どちらかというと(周囲に)『ほら、早くおいで』とか引っ張られて『はい』って付いていく感じです」。今回の撮影現場でもそんな気質を見事に発揮? 撮影中の共演陣とのエピソードを尋ねると「片平さんとよく話してましたね。片平さんがおすすめする枕があって、それがどんなに良いかという話をうかがったり」とのこと。

監督の熱意ある演出に「パワーもらいました!」

今回、ジャパニーズホラーの旗手、中田秀夫監督との初めての仕事となったが、監督の撮影現場での情熱あふれる演出に心酔したようだ。
「(監督は)絶対に椅子に座らないんです。監督さんというのは(現場の)裏でモニターを見ながら『よーいスタート!』って言うものだと思っていたんですが、中田監督は必ずカメラの横にいる。モニターではなく生でお芝居を見て『OK』って言ってくれるんです。監督に理由を聞いたら『間近にいてみんなにパワーを送ってるんだ』って(笑)。確かにパワーもらいました! 本番の直前には『はい、このシーンはいま、ちょうどひとり殺されて、血の匂いが漂ってます…』とか説明しつつ『じゃあ、よーいスタート!』と盛り上げてくれる。いつも鉢巻してるんですが、本番のたびにもう一回、キュッと縛り直すんですけど、きつく巻きすぎて、取ったらおでこが鬱血してたり…。『力が入っちゃって気づかないんですよ』とおっしゃってましたが、そんな様子を見て『監督のために頑張ろう!』って思えました」。

だが、中田監督がお得意とするホラーは苦手だそうで…。
「サスペンスは好きなんですけど、幽霊とかの話は苦手です…。以前、『ほんとにあった怖い話』(フジテレビ)に出させて頂いたんですが、怖くて脚本も読めなかったり。(TVの)オンエアも見られなかったです。今回の現場は、(舞台となる“暗鬼館”の)セットも結構怖くて、ひとりで待機室にいるのは怖かったです。何か出るんじゃないかって」。

映画の中では身を守るためか、邪魔者を殺すためか、各人の部屋にひとつずつ、異なる武器が用意されている。もし選べるならどの武器を手に取る? そう尋ねると、この日一番の真剣な表情で考えこんだ綾瀬さん。長考後、出た答えは——?
「いざとなったら強いのは…拳銃ですよね。でも使い方が分からないとダメですからね。あれはみんな、使い方が分かるものなんでしょうか? やっぱり使い方が分かるなら拳銃…でも、弾丸の問題もあるし。そうすると、あの釘を打つやつ(※ネイルガン=釘を打つ銃)がいいかな」。

やはり…、綾瀬はるかは最後まで生き残りそうだ。ちなみに彼女がやってみたいアルバイトは「アイスクリーム屋さんとかケーキ屋さん。甘い匂いをかぎながら仕事ができれば幸せですね」とのこと。もちろん綾瀬さんのこと、とびっきりのスマイルを見せてくれることは間違いないが、くれぐれもその笑顔の裏にご用心!



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販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
※レンタル同日開始

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/incitemill/

© 2010『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』製作委員会

衣装
DRESSLAVE(ジオン商事)03-5792-8003
《黒豆直樹》

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