さしこ、鈴木福くんから「整形したの？」と聞かれ即否定

「AKB48」から「HKT48」に移籍した指原莉乃主演の深夜ドラマの映画化となる『劇場版ミューズの鏡マイプリティドール』が9月29日（土）に公開を迎え、指原さんと福田雄一監督が舞台挨拶に登壇。スペシャルゲストとして指原さんが以前より共演を熱望してきた人気子役・鈴木福くんも来場した。

何のとりえもないように見える少女・マキが天才演出家に見出されて成長、覚醒していく姿を描いた本作。今年のAKB48総選挙で4位という好成績を収めつつもその直後にHKTへの電撃移籍が発表された指原さんにとって「イチから出直す」と期して臨み、ついに公開となった。

福田監督はファンで埋め尽くされた客席に驚きつつ、「こんなくだらない映画に…」と失言。指原さんは「指原の親戚はみんな『おもしろい』って言ってますよ！」と反論するが、福田監督はドラマが話題を呼んでの映画化という流れにも懐疑的なようで「本当に好評を博したんですかね？」と当事者でありながら信じられない様子。「（劇場の）外を見てみればすごいですよ。『海猿』とか『るろうに剣心』がやってるんだから」となおも自虐的に語る監督に、指原さんは「全然引けを取らないですよ！　私はひと足先に観させてもらって、ハンカチがビチャビチャになりましたよ！」と語り喝采を浴びていた。

映画の見どころに話が及ぶと、指原さんは「最後シーンの撮影が1か月くらい空いたんですが、その間に演技が死ぬほど下手になっているところ。顔のムラも激しいです」となぜかブサイクなポイントを列挙。監督も指原さんの演技力低下について「ビックリしましたね。目がキョドってましたから」と頷く。

さらに監督は「バレンタインでみなさんが手作りのチョコをくれたのに、この人だけ違った。それでいじめてたら『チーズケーキを作ってきます！』って言い出したけど、それからずっと作ってこない。『ミューズ』の後もいろんなドラマに出てもらってよく会ってるけど、全然作ってきてくれない」と暴露。指原さんは「だから桃送ったじゃないですか！」と田舎の祖母の農園の桃を監督に送ったことを明かし、さらに「マネージャーに撮影の前日は空けてくれって言ってるのに、全然空けてくれないから時間がないんです。時間かかるでしょ、チーズケーキなんて作ったことないし」と「作ってくる」と大見得を切ったのにそもそも作った経験がなかったことを告白。もはや泥仕合の様相を呈してきたが、客席は笑いに包まれた。

そして、スペシャルゲストとして指原さんが以前より共演を熱望していた福くんが登場し、監督と指原さんに花束をプレゼントした。指原さんは「福く〜ん！」と大感激だったが、福くんから指原さんへの最初の質問が「さしこ、整形したの？」。事前に監督が福くんに尋ねるようにと頼んでいたものだが、指原さんは即座に「してないよ！」と全面否定。「整形したら顔が安定するけど、こんな不安定な顔してるでしょ！」と必死で整形疑惑を打ち消していた。

映画をすでに鑑賞したという福くんは「さしこがかわいくて面白かった。さしこは上手くて天才的でした」と大絶賛。調子に乗って、さしこが「（AKBグループのメンバーの中で）福くんは誰が好きなの？」と聞くと、福くんは気を遣って（？）「さしこ」と答え、指原さん「大スキ！」と喜びを爆発させていた。

『劇場版ミューズの鏡マイプリティドール』は新宿ピカデリー、なんばパークスシネマほか全国にて公開中。

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