2010年に大ヒットした3Dアニメ『怪盗グルーの月泥棒 3D』の続編となる『怪盗グルーのミニオン危機一発』の日本語版吹き替えキャスト発表会見が、東京ペニンシュラホテルで開かれ、前作からの続投となる笑福亭鶴瓶と芦田愛菜、さらにこの日サプライズゲストとして新キャストとして抜擢された中島美嘉が登壇した。悪徳家業から足を洗い、可愛くも頼もしい仲間・ミニオンたちの助けを借りながら3人の孤児を育てながらパパ業を楽しんでいた元・怪盗のグルー。しかし、そんな穏やかな日々は、悪と戦う世界的な超極秘組織「反悪人同盟」に入り、美人捜査官・ルーシーと共に捜査に乗り出すことになるのだが…。前作で主人公の怪盗グル―役と少女・アグネス役で共演した、鶴瓶さんと愛菜ちゃんは3年ぶりの再会。鶴瓶さんは「子どもの3年前ってこんなに早いんやね！ 前は可愛かったけど、キレイになったなぁ…（愛菜ちゃんの）お母さんも（笑）」と語り会場の笑いを誘った。現在8歳の愛菜ちゃんは、アグネスの好きなところを聞かれると、「元気いっぱいなところ！」と語り、その可愛さはまだまだ健在でマスコミ陣はに思わず頬を緩めていた。この日、サプライズゲストとして登場した中島さんは、グルーの恋人となる女性捜査官・ルーシー役での参加。今回が初のアニメーション作品でのアフレコ挑戦となったが、「やったことがなかったので、とにかく練習しまくってやろうと思いました」と意気込みを語るも、一方で「今回はアグネスのお母さんになるかもしれない役とのことで、もうお母さん役が来る歳になっちゃったんだなって…ちょっとショックでした（笑）」と30歳を迎えた実感を語っていた。最後に鶴瓶さんは、「ホロリと涙できるし、大人も楽しめる作品になってます」としっかり作品をアピールしつつ、「孫が喜ぶやろなぁ」とニヤケ顔を浮かべていた。『怪盗グルーのミニオン危機一発』は9月、TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。
