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八千草薫、58年ぶり海外映画祭への出席決定!

映画『くじけないで』が11月16日(土)に公開を迎え、主演の八千草薫を始め、武田鉄矢、伊藤蘭、芦田愛菜、上地雄輔、深川栄洋監督が舞台挨拶に登壇した。

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八千草薫&武田鉄矢&伊藤蘭&芦田愛菜&上地雄輔&深川栄洋監督/『くじけないで』初日舞台挨拶
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映画『くじけないで』が11月16日(土)に公開を迎え、主演の八千草薫を始め、武田鉄矢、伊藤蘭、芦田愛菜、上地雄輔、深川栄洋監督が舞台挨拶に登壇した。

90代で詩と出合い、その後出版した詩集が200万部の大ベストセラーとなり、今年1月に亡くなった柴田トヨさんの半生を描く。

数日前には美智子皇后陛下が映画を鑑賞されたが、美智子さまのお隣で鑑賞した八千草さんは、映画が終わりましたらすぐ『とてもいいものを見せていただきました』と仰っていただけました」と笑顔で語る。

武田さんも同席したが「嬉しかったですね。皇后陛下に『武田さん』と呼んでいただき、気をつけをしました。『幸福の黄色いハンカチ』も東宮様の時代の天皇陛下とご一緒にご覧いただいていたそうで、調子に乗って『だらしない役は上手いんです』と申しましたら、『いいえ、(大河ドラマ『龍馬伝』の)勝海舟も見てました』と仰っていただきしびれました」と感激を口にした。

武田さんが演じたそんなダメな男(トヨの息子)の妻を演じた伊藤さんは「武田さんが魅力あるダメダメ男で、そばに居てそれを感じながらやればよかったので(笑)。かわいいダメダメ男ですね」とニッコリ。

トヨの少女時代を演じた愛菜ちゃんは、ちょうど今回のオファーが来るときに「学校で詩の勉強をしていた」そうで、「トヨさん押しは読み終わると心が温かくなるので、私もこんな詩が書ければいいなと思いました」と語る。

子守りのために赤ちゃんを背負うシーンでは「1回、倒れちゃったこともあった」と大正時代の同世代の子どもたちの逞しさを実感したという。武田さんから「監督への怒りは?」と問われると、慌てて「ないです!」と語り客席は笑いに包まれた。

上地さんは、トヨの詩に励まされる医師を演じたが「タバコを止めたんですが、禁煙して3日目で監督に『タバコを吸ってください』と言われて、マジか! うめぇ! って思いました(苦笑)。でも(禁煙は)大丈夫です」と意外な苦労を明かす。

深川監督は、撮影が正式に決まった3日後にトヨさんが亡くなったことを明かし「今日もどこかの席でトヨさんが観てるんじゃないかと思って、昨日は一睡もできなかった」と明かすが、それでも映画を観終えたばかりの客席の反応に「やって来たことは間違ってなかったのかなと思いました」とホッとした表情を見せていた。

武田さんと共に映画のプロモーションで全国を巡ってきた八千草さんは「ずいぶん、いろんなところに行って、ほんの少し“くじけた”かな(笑)。かなり、くたびれました」とふり返るが、さらに本作はオーストラリアでまもなく開催される「日本映画祭」にて上映されることが決定し、深川監督と八千草さんが現地を訪れることも明らかになった。

八千草さんが海外映画祭に出席するのは、主演映画『蝶々夫人』を携えてヴェネチア国際映画祭、カンヌ国際映画祭などを訪れて以来、実に58年ぶり。八千草さん自身も「ビックリしました」と笑っていたが、海外で本作が評価されることの喜びを口にした。

『くじけないで』は全国にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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