ディズニーの実写版『シンデレラ』のワールドプレミアが、 3月1日(現地時間)、ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターにて開催され、主人公・シンデレラを演じたリリー・ジェームズ、継母役を演じたケイト・ブランシェット、王子役のリチャード・マッデンら豪華キャストたちが登場し、会場を大いに盛り上げた。誰もがしるファンタジーの傑作を、ガラスの靴やカボチャの馬車に代表されるロマンティックなイメージはそのままに、シンデレラの勇気と優しさから生まれる愛のドラマを描き出す本作。この日のワールドプレミアで、ハリウッド大通りに敷き詰められたレッド・カーペットの長さはディズニー作品史上最長の200mにもおよび、ゴールドを基調とした会場にはシャンデリアが吊るされ、気品あふれる華やかな雰囲気が会場を包み、会場には約80人を超える各国のマスコミが詰めかけた。主人公・シンデレラを演じたリリーは、煌びやかなシルバーのドレスに身を包んで登場。喜びを隠しきれないといった様子で「シンデレラを演じたことは、想像以上の経験でした。そして、ここにいることがとても嬉しいです」と語り、さらに「日本の皆さん、こんにちは。心から愛を贈ります!」と日本のファンへメッセージを送った。続いて登場した王子役のリチャードは、カーペットを歩いた感想を聞かれると「トランペットに、シャンデリア。本当に想像以上だよ」と会場の雰囲気に圧倒された様子。また、リリーとの共演に関して尋ねられると「毎日楽しんでいたよ。(シンデレラは)彼女以外考えられないね。優しくて、愛に満ちていて、気配りができて、とても才能に恵まれた人だからね。ぜひまた一緒に仕事がしたいよ」と賞賛を贈っていた。そして、継母のエレガントさをそのままに、気品あふれる装いでケイトも登場。これからお披露目になる本作に対して、「悲しみもあるけど、同情や優しさがある作品だから、すべての年齢層に受けいれられる作品。何千年も前から存在し、それをディズニーとケネス・ブラナー監督が新たな作品として生み出したの。彼(ケネス)はストーリーテラーとしてそれを実現させたの。またこの作品の大きなポイントは、昔からの世界観を変えずに皆に愛される実写になったことね」と世界から長年愛されている作品の魅力に言及。また、見事に実写化を成功させたブラナー監督も「12時の鐘が鳴り響いた時に、舞踏会を去るシンデレラの姿を観客のみんなはドキドキしながら観てほしい。そして文字通り、全世界の人々をこの舞踏会に招待したいんだ」と本作の見どころを熱く語っていた。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。
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