歌手のゼイン・マリク(23)が英版GQ誌の2017年男性ベストドレッサーに輝いた。同誌史上初の決勝一般投票にて、ゼインは約3万票中見事59パーセントの票を集め、41パーセントのトム・ヒドルストンを抑えてそのタイトルを手にしたと「GQオンライン」が伝えている。実は2013年にもゼインはこのベストドレッサーに輝いたことがあり、今回の選出によりこの称号を2度獲得した初の男性となった。 最近ではドナテラ・ヴェルサーチによる「ヴェルサスヴェルサーチ(Versus Versace)」の新作コレクション「ゼインxヴェルサーチ」を手掛けるなど、音楽界のみならずファッション界でも華々しい活躍を見せているゼインは、子どものころから独自のスタイルを持っていたと自叙伝「ゼイン」の中で綴っている。「子ども時代でさえ、僕にはちょっとした個人的なスタイルがあった。本当にね。学校の制服ってものや、ネクタイとかなんかを着るとかいうそのルール全てが大嫌いだった。でも、僕らが制服のブレザーをどう着こなすかについてはルールがないと発見してからは、ジャケットの片方は腕を通し、もう片方は腕を通さず肩にかけたスタイルで歩いていた」。さらに、いまや人気モデルのジジ・ハディッドと交際しているゼインだが、昔は洋服において冒険することに臆病だったと明らかにしている。「若いころからかなり世間の目にさらされているから、いろんなリスクを冒すことに少し臆病になったんだ。自分の着るものにおいて、無難なものから外れたり、規定概念から外れたいという気はそんなになかった」。(C) BANG Media International
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