クリス・エヴァンス、男の哀愁から“父性”まで七変化!「内面は子猫のような人」
『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズで知られるクリス・エヴァンスが、現代最高といわれる新星子役マッケナ・グレイスらとともに贈るハート・ウォーミングなファミリードラマ『gifted/ギフテッド』。数学の特別な才能を持った姪っ子
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本作で、天才的数学の才能を持つ少女・メアリーを男手一つで育てる叔父フランク演じているクリス。『キャプテン・アメリカ』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズ、最近では『スパイダーマン:ホームカミング』でも“キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース”を演じ、世界中の幅広い層から人気を集めている。
クリス・エヴァンス(C)Getty Images
その輝かしい活躍からアメリカン・ヒーロー俳優としての印象が強いが、本作では、フロリダの海辺の町でボート修理を営む独身男と、姪の子育てに奮闘する“父親”という、2つの顔をもった複雑なキャラクターを人間味あふれた表情で演じており、俳優としての新たな一面を発揮している。
監督を務めたマーク・ウェブは、「クリスとは一緒に仕事をしたいとずっと思っていて、この映画で念願が叶ったわけだけど、本当に素晴らしい俳優だと思ったよ」と告白。「とても知的で、そして繊細で、キャプテン・アメリカというイメージが強いけれど、とても演技力のある俳優だと思うし、とても思慮深いコラボレーターだと思った。本作では男の哀愁を表現していて、最高の演技を見せているんだ」とクリスの演技を絶賛!
監督のマーク・ウェブ&クリス・エヴァンス
また、本作でクリスと初共演となったメアリー役のマッケナは、シネマカフェの取材で「クリスはキャプテン・アメリカを演じているから、外見はとってもタフで強そうに見えるけれど、内面は本当に心優しい人、そして子猫みたいな人よ」とコメントも。
そんな本作からクリスが俳優としての新境地を魅せるフランクの場面写真が一挙公開に! 彼の新しい魅力に注目だ。
■朝ごはんも叔父の役目!メアリーのためにコーンフレイクを準備
この日は、メアリーが小学校に初登校する記念すべき日。フランクは“ケロッグ・スペシャル”と書かれた“スペシャルな朝食”でメアリーの朝ごはんを準備。特別な才能を持ったメアリーが同じ歳ごろのお友達と仲良くなれるのか不安なフランクは、コーンフレイクの支度をしながらも、少し心配した表情でメアリーの様子を窺っている…。
■完璧な信頼関係!? メアリーがだだっ子でも全く気にならない!
とある待合室で過ごすメアリーとフランクと大家さんのロバータ(オクタヴィア・スペンサー)。いつもは大人びてクールな態度を装っているメアリーだが、あまりの待ち時間の長さに同じ年頃の子ども同様にうなだれ状態に…。フランクの大きな身体の上で小さな怪獣のように暴れまわるも、さすがのフランク、少しも動じていない様子! こうした光景をいつも目の当たりにするロバータもスマホに夢中で冷静沈着。
■言うこと聞かないと持ち上げちゃうぞ!? 豪快なパパらしさを発揮
祖母のイブリン(リンゼイ・ダンカン)からもらったPCに釘付けになって、外で遊ぼうとしないメアリー。なにをいっても全く聞く耳を持たない姿にしびれを切らしたフランクは、メアリーの小さな身体を軽々と持ち上げ、外へGO! 持ち前の筋肉美をフル稼働させて、豪快な対応を施すクリスに、メアリー演じるマッケナの表情もつい笑顔に!
■マーク・ウェブが太鼓判を押す男の哀愁! なにかを見つめて葛藤する姿が…
慣れない子育てに苦戦しながらも、メアリーとともに楽しく過ごしていたフランク。ある日、数学の才能を持ったメアリーに英才教育を施そうと祖母のイブリンが現れたことをきっかけにフランクの瞳には不安の色が…。男手一つでメアリーを育ててきた叔父として、小さな町でボート修理を営む1人の男として葛藤を繰り返すクリスの演技も必見!
■お互いの気持ちは分かち合う! 本当の親子のように、同じ目線で涙を流す2人
歳が離れていても、身体の大きさが違っていても、同じ目線で喧嘩をして、同じ目線で楽しいことをシェアするフランクとメアリー。叔父と姪というより、一番の家族、親友としてお互いを信頼し、次第に新たな家族の絆を強くしていく2人の物語は、どんな結末を迎えるのか…。
『gifted/ギフテッド』は11月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。