三浦春馬、北海道の撮影で大泉洋は「大司教のようでした」

大泉洋主演『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の舞台であり、ロケ地にもなった北海道・札幌にて上映会&舞台挨拶が行われ、大泉さんはじめ、共演の高畑充希、三浦春馬、前田哲監督が登壇した。

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『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』札幌上映会&舞台挨拶  (C) 2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
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大泉洋主演『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の公開に先駆け、物語の舞台であり、ロケ地にもなった北海道・札幌にて上映会&舞台挨拶が行われ、大泉さんはじめ、共演の高畑充希、三浦春馬、前田哲監督が登壇した。

>>『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』あらすじ&キャストはこちらから

本作は、難病を患いながら自由気ままにワガママに生きた、北海道在住の実在の人物・鹿野靖明と、そんな真っ直ぐな生き方をする彼に会って変わっていく人々の人生を描いた、実話を元にした物語。

■大泉洋、札幌凱旋に「少しグッときました」


まず、地元でもある北海道での舞台挨拶ということで、司会から「北海道が生んだ大スター!」と紹介されると大泉さんは「ありがとうございます! 北海道が生んだ大スターだなんて、毎回本当のことを言われても(笑)緊張するばかりですね」といつもの調子で挨拶。

しかし、「札幌でオールロケをした本作が初めて(札幌の)みなさんに観ていただける日がきて、なんだか少しグッときました。鹿野さんがどんなことを思って日々必死に生きていたのかを気楽に観ていただきつつ、何かを感じ取ってもらえると嬉しいです」と少し感極まった様子で言葉を続けた。

『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』 (C) 2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
高畑さんは「(役柄で)北海道が生んだ大スターの介助をしました! 夏にロケをしましたが、食べ物もおいしいし空気もきれいで、いいところばかりで移り住むなら北海道だなと思いました。この空気感がギュッと映画に詰まってるかなと思います」と語り、三浦さんは「北海道が生んだ大スター! の大泉さんのすごさを、撮影現場で毎日見ていました。大泉さんにご挨拶に来るお客さんが毎日必ずなにかお土産を持って、たくさん来ていて…(大泉さんが)大司教のようでした」と、まさに“北海道が生んだ大スター!”なエピソードを激白。

『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』 (C) 2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
大泉さんは「よくみなさん陳情にいらっしゃいますね。千歳空港を歩いていた時なんかは、次から次へと新商品を持ってくる方が現れて(笑)。ぜひお願いします! と言われて、全部味見したりして」という面白エピソードも語り、冒頭から場内は大爆笑に。

そして前田監督は「みなさんの厚いご協力のもと、無事に作品が完成しました。鹿野さんの部屋での撮影は、実際に鹿野さんが住んでいたお部屋をお借りして撮影しました。また、今日もいらっしゃっていますが、鹿野さんのお母様にも協力していただきました。先ほど大泉さんとも会ってもらいましたが、スクリーンを観ていたら大泉さんが自分の息子さんのように見えてしょうがなかった、と言っていただき、よかったなと思いました」と実際の鹿野さんのお母様のお話も交え、札幌での撮影した作品をアピールした。

■「鹿野さんは『水どう』を観ていたんじゃないかという気が…」


その札幌が舞台となったことについて、大泉さんは「実際に北海道で生活されていた鹿野さんを演じられたのは、不思議な縁を感じました」とコメント。「鹿野さんは、いろんな不安があってよく眠れなかった方だと聞いていたので、夜に『水曜どうでしょう』とかを観ていたんじゃないかなという気がなんとなくしています。番組でよく騙されていた男が、自分を演じることになっているとは鹿野さんも思わなかったんじゃないかな」と語った。

また、実在の人物を演じるにあたり、撮影中に心掛けていたことを聞かれると「鹿野さんは、ぱっと見ワガママに見えるのですが、演じてみて思うのは鹿野さんが言っていたことはそんなにワガママではなくて、普通の人と同じように生活がしたかったんだなと思います。その部分と、映画としての見え方との兼ね合いをうまくつけるのが難しかったです」と難しかった側面も告白した。

『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』 (C) 2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会

■高畑充希、やっぱり怒っていた? あのシーンがカットに


撮影エピソードがポンポン飛び出す中、ほかに思い出に残っているエピソードを聞かれた三浦さん。「大泉さんがセッティングしてくださってスタッフ・キャストのみなさんと、ジンギスカンやシカ肉のしゃぶしゃぶなど(北海道らしい)ごはんに行けてよかったです」と話すと、前田監督からすかさず「ごはんの話だけじゃなくて撮影現場についてはもっと無いの!?」とツッコミが。

『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』 (C) 2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
すると、大泉さんが「ラストシーンあたりの朝の美瑛でのシーンなんか…」と好アシスト! 三浦さんだけでなく高畑さんも「あのシーンは忘れられないですね」と同調。全員がかなり何度も走ったシーンだったそうで、「(朝早くて)すごく眠たくて…。でも景色がきれいなことを心の支えに何度も撮影したラストシーンがあったのですが、完成した本編を観たらまったくそのシーンがなくて! 本当にこの監督は…って思いました」と、語尾がつい強くなってしまうほどだった高畑さん。それを聞いた前田監督が「同じシーンで大泉さんは、俺は何度でもできるよ! 大丈夫だ! とものすごくポジティブなんです。その一方でひとりだけプンプン! としてる人がいたんです(笑)」と暴露。

大泉さんが「僕は正直動けない役で、電動車イスなので何往復でもできるんですよ。それに付いてこなきゃいけないこの子(高畑さん)本当かわいそう…」と話すと、高畑さんは「しかもちょっと坂だったんですよね。結構大変で何回も撮ったので、ちょっと怒ってたけど…」と本音をぽろり。監督ら3人は「やっぱり怒ってたんだ」「あれ怒ってたね」と大爆笑となった。

『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』 (C) 2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
3人のコンビネーションのよさや和気あいあいとした雰囲気も垣間見れるエピソードトークが続いたが、実は大泉さんと高畑さん、三浦さんは今回が初共演。前田監督は「最初から3人のコンビネーションはすごくよかったですね」と明かし、大泉さんも「なんだかあまり気を遣わなくていいような2人でしたね。気楽な方たちでした」と3人の空気感がとてもよかったことも改めて語っていた。

■SNSで「『洋ちゃんサイコー』と書いて広めて!」


最後に大泉さんからは「いつもは楽しんでもらえればいいやと思うだけのところ、この映画に関して言うと鹿野さんのような障がいを持った方たちが、よりよい環境で住めれば素晴らしいことだなと思います。彼らが求めていることは、僕たちと変わらず普通に生活することだとも聞きました。この映画を機に、そんな方々の想いも知っていただけるといいなと思います」と真摯な言葉が。

「それでもこの映画は本当に堅苦しくなく、ゲラゲラ笑っているうちに終わるような気楽な映画です。面白かったらSNSにそれぞれに宣伝してください! 『洋ちゃんサイコー』とかファンっぽくない感想でぜひ書いて広めてください!(作品を)楽しんでください!」と笑いを誘いつつ、大盛況のうちに舞台挨拶は終了した。

『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』は12月28日(金)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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