オダギリジョー長編初監督がクランクアップ!公開は9月『ある船頭の話』

俳優・オダギリジョーの長編初監督作『ある船頭の話』が、1月11日にクランクアップを迎え、9月に公開されることが発表された。

映画
『ある船頭の話』(C) 2019「ある船頭の話」製作委員会
  • 『ある船頭の話』(C) 2019「ある船頭の話」製作委員会
  • オダギリジョー
  • 柄本明/『武曲 MUKOKU』完成披露試写会
  • 村上虹郎/『ナミヤ雑貨店の奇蹟』初日舞台挨拶
俳優・オダギリジョーの長編初監督作が、1月11日にクランクアップを迎え、『ある船頭の話』のタイトルで9月に公開されることが発表された。

とある川で、村と町を繋ぐため船頭を続けるトイチ。村人の源三が遊びに来るとき以外は、 黙々と渡し舟を漕ぐ日々を過ごしていた。川上では橋が建設中で、人々は皆完成を心待ちにしている。そんな折、トイチの前に現れる一人の少女。彼女はトイチの人生を大きく変えて行くことになる…。

今作で長編初監督デビューを飾るオダギリさんは、本作について「人が生きる上で、便利な物が増えていくのは必然だと思います。しかし同時に、文明の発展の陰で消え行く物も多いのではないでしょうか。便利になっていく一方で失ってしまう大切な何か。資本主義が競争社会を生み出し、いつの間にか変わってしまった『幸せ』の定義。一人の船頭を通して見つめる『本当に人間らしい生き方とは?』美しい日本の原風景を季節と共に切り取り描きたいと思っています」と思いを語っている。

オダギリジョー
本作の主演を務めるのは、日本を代表する名優・柄本明。『石内尋常高等小学校 花は散れども』(’08)以来、11年ぶりの主演となる今作では、黙々と渡し舟を漕ぐ日々を送る船頭のトイチ役を演じる。

柄本明/『武曲 MUKOKU』完成披露試写会
また、人懐っこい笑顔でトイチのもとに遊びに来る村人・源三役は、『武曲 MUKOKU』で第41回日本アカデミー賞優秀助演男優賞など多数の賞を受賞、その後も『ハナレイ・ベイ』『チワワちゃん』などに出演、また5月には舞台「ハムレット」の出演も控える村上虹郎が演じている。

村上虹郎/『ナミヤ雑貨店の奇蹟』初日舞台挨拶
なお、本作には豪華で国際的なスタッフが集結。『ブエノスアイレス』『恋する惑星』、オダギリさん主演『宵闇真珠』でもメガホンをとったクリストファー・ドイルが撮影監督を務めたほか、衣装デザインには『乱』(黒澤明監督)で米アカデミー賞を受賞したワダエミ、アルメニア出身のジャズ・ピアニスト、ティグラン・ハマシアンが映画音楽に初挑戦した。

<キャストクランクアップコメント>
■柄本明
オダギリジョー監督に船頭の役を頂きました。
一生懸命演りました。見て頂ければ幸いです。

■村上虹郎
灼熱の日差しに焼かれながらも、雄大な川の上で柄本さんが漕いてくださる舟にたくさん乗りました。
これでもかと言わんばかりの魅力的な集団の一員として、両極の季節を跨ぎ、夏はあの生き物とあんな事をして、冬はただただ寒くて死にそうで。
柄本さんとは、この頃作品でお逢いし過ぎて毎度なんだよお前って煙たがられ、この作品でもずっと話しかけている役なのでそろそろ嫌われそうですが、時々話す英語がいきなりすぎたり、急にぽろっと哲学が出てきたり。とても贅沢です。
容赦無く移りゆく景色と時間を優美に描くオダギリさんの脚本が、どう彩られているのか。おたのしみに。

『ある船頭の話』は9月、新宿武蔵野館ほか全国にて公開予定。
《cinemacafe.net》

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