チャン・グンソク主演×キム・ギドク監督作がオープニング!「ゆうばり映画祭」

1990年にスタートし、多くの映画人や映画ファンから愛され続ける「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が、2019年3月に29回目を開催。

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『人間、空間、時間、そして人間』(仮題) (C)2018 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.
  • 『人間、空間、時間、そして人間』(仮題) (C)2018 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.
  • ゆうばりファンタ2019
  • 『アナと世界の終わり』(C) 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.
  • 『レゴ(R)ムービー2』(C) 2019 WARNER BROS. ENTERTAIMENT INC.
  • 白石和彌監督
  • 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」のラインナップ発表会見
1990年にスタートし、多くの映画人や映画ファンから愛され続ける「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が、2019年3月に29回目を開催。その招待作品や審査員が発表された。

一時は夕張市の財政難によって開催が見送られたものの、運営を市から民間に移行し2008年に復活。今年も3月7日(木)~3月10日(日)の4日間にわたり開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。これまでも幾多の才能を発掘し、世に送り出してきた映画祭として知られる。

ゆうばりファンタ2019

■お蔵入りの問題作から青春ゾンビミュージカルまで


オープニング招待作品は、韓流アイドルとして日本でも絶大な人気を誇るチャン・グンソク主演作ながら、昨年のベルリン映画祭でワールドプレミアされて以来、キム・ギドク監督のセクハラ問題などの影響を受け、お蔵入りしていた『人間、空間、時間、そして人間』(仮題)。

『人間、空間、時間、そして人間』(仮題) (C)2018 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.
チャン・グンソクほか、藤井美菜やオダギリジョーも出演し、空中を浮遊することになった廃軍艦というファンタスティックな設定を舞台に、取り残された人々のサバイバルを描く過激なファンタジー作品。本映画祭プログラミング・ディレクターの塩田時敏氏は、「こういう作品を上映してこそ映画祭の意味がある」と語っている。

また、クロージングを飾るのは『レゴ(R)ムービー2』。クリエイティビティーに富んだ映像と驚き溢れる物語で数々の賞レースを賑わし、大ヒットと共に全世界の話題をさらった『レゴ(R)ムービー』待望の最新作で、ヤバいクイーンが支配する“全てがミュージカル”な惑星で、またもや“選ばれし者”になった主人公エメットが明るくおばかに戦う。

『レゴ(R)ムービー2』(C) 2019 WARNER BROS. ENTERTAIMENT INC.
そのほか招待作品の注目は、先日、日本公開が報じられると話題を呼んだ『アナと世界の終わり』。“負け組”の高校生集団が歌って踊って暴れまくる青春ゾンビミュージカル。世界各国のファンタスティック映画祭で上映され、『ショーン・オブ・ザ・デッド』×『ラ・ラ・ランド』とも評される話題作。

『アナと世界の終わり』(C) 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.
特別上映作品としては、ムンバイに住むずる賢いマジシャンの青年が、顔も知らない父親を探す奇想天外な旅を通じて幸せを見つける物語『The Extraordinary Journey Of The Fakir』(原題)と、熱海を舞台にK-POPスターと芸者として生きる女性との運命的な恋を描く物語『熱海のやまぼうし』を上映。

■白石和彌監督がコンペ部門審査員長に


本映画祭の大賞となるファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門には、審査委員長として、北海道出身であり『日本で一番悪い奴ら』では北海道を舞台にした白石和彌監督が就任。『彼女がその名を知らない鳥たち』『狐狼の血』などを手掛け、バイオレンスを通して人間の深遠を描く視点から、どんな審査を行ってくれるか注目。

白石和彌監督
そのほか審査員に、韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭プログラマーを務めるモ・ウニョンや、日本映画の批評も手掛けるプログラミング・アドバイザー、マーク・シリング、映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』やドラマ「ディアポリス異邦警察」を手掛ける冨永昌敬監督、「俺たちの朝」「太陽にほえろ!」「俺たちは天使だ!」など数々のドラマで幅広い視聴者の心を掴んできた女優・長谷直美も審査員として参加する。

さらに、毎年多彩な作品が集まるインターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門では、本映画祭の常連であり自作品でオフシアター・コンペの受賞経験もある久保直樹監督が審査委員長に初就任。また、『モリのいる場所』や『南極料理人』で知られる沖田修一監督と、妹・安藤サクラをヒロインに自作小説を映画化した『0.5ミリ』が高く評価された安藤桃子監督も審査員に。本映画祭ではかつて奥田瑛二が審査員を務めたことがあり、親子二代の就任が実現した。

■記念すべき来年30回目は開催を夏に!


先の塩田氏は「今年は『ファンタスティック』らしいバランスのいい作品ラインナップになった」と自信を覗かせており、深津修一エグゼクティブ・プロデューサーは、「29回目を迎える今年のテーマは『ファンタを止めるな!』。その言葉には、『日本一楽しい映画祭』であるこの映画祭を永く続けていくための想いが込められています」と語る。また、来年の30周年に向けて「ゆうばり映画祭プロジェクト30」を発足、「会期を、雪を気にせず各地からアクセスしやすく、名産品のメロンが収穫を迎える“夏”に」移行させると報告している。

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」のラインナップ発表会見
「第29回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」は3月7日(木)~3月10日(日)開催。
《text:cinemacafe.net》

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