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『淪落の人』予告解禁、主演アンソニー・ウォン10年ぶりの来日決定

新人女性監督オリヴァー・チャンが描く『淪落の人』の日本版ポスタービジュアルと予告編が到着。本作の脚本に惚れ込んだ主演アンソニー・ウォンの10年ぶりの来日も決定した。

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香港中を涙と感動で包み大ヒットを記録した、新人女性監督オリヴァー・チャンが描く『淪落(りんらく)の人』。この度、日本版ポスタービジュアルと予告編が到着。ノーギャラで出演するほど本作の脚本に惚れ込んだ主演アンソニー・ウォンの来日も決定した。

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半身不随となり人生に絶望した中年男性と、家族のために夢を諦め、出稼ぎ家政婦として働く若いフィリピン人女性。背景も文化も異なる見知らぬ2人が出会い、やがてお互いの人生で最も大切な存在になっていく――。

『淪落(りんらく)の人』 NO CEILING FILM PRODUCTION LIMITED (C) 2018
介護問題やフィリピン人女性の出稼ぎ労働者など現在の香港が置かれている状況にスポットをあてつつ、人が夢や希望を持つことの大切さや、他人を思いやる心がいかに人を支えるものかを、時にユーモアを交えながら描いていく本作。

この度解禁された予告編では、香港スプラッター・ホラーの伝説『八仙飯店之人肉饅頭』の主人公や、ハリウッドリメイクもされた『インファナル・アフェア』のウォン警部など、怪優と呼ばれ、ハードなイメージの強いアンソニー・ウォンが孤独を抱えた不器用な男を演じる姿に惹きつけられる。


日本版ポスターも、そんなウォン演じるリョン・チョンウィンと、住み込み家政婦エヴリン役のクリセル・コンサンジの微笑ましく、温かな瞬間を捉えたもの。

また、ノーギャラにて出演し、半身不随という難役を見事にこなして香港電影金像奨をはじめとする数々の賞を受賞したウォンの来日が12月上旬に決定。彼の公式な来日は映画『PLASTIC CITY』プロモーションでの2009年2月以来、約10年ぶりとなり、プレミア上映なども予定されている。

『淪落(りんらく)の人』 NO CEILING FILM PRODUCTION LIMITED (C) 2018
『淪落の人』は2020年2月1日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》

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