Amazon Prime Videoにて独占配信中 新型コロナウイルスが蔓延する今を“予見”した映画として話題の『コンテイジョン』や、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の脚本、『不都合な真実』の製作を手掛けたスコット・Z・バーンズが監督・脚本・製作を担当。アダム・ドライバーとアネット・ベニングの演技派ふたりが共演しています。このメンバーだけでも、かなりの見ごたえが期待できますね。
Amazon Prime Videoにて独占配信中 正義とは何なのか? どこまでが許されるのか? どうやって裁けばいいのか? この重い“問い”が、観る者の心を鋭く貫くことでしょう。気持ちのいい映画かといえば、そうではありません。ただ、並々ならぬ覚悟と信念を持って作られた映画です。この作品自体が、米国への「内部告発」を意味するのですから。
ちなみに、本作を手掛けたアマゾン・スタジオは、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』や『ビューティフル・ボーイ』、リメイク版『サスペリア』、『COLD WAR あの歌、2つの心』など優れた作品を次々と放っています。『ザ・レポート』は、その“ブランド”の名に恥じぬ力作といえるでしょう。
《text:SYO》