※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

吉沢亮主演、将棋を題材にした映画『AWAKE』公開

吉沢亮主演映画『AWAKE』がこの冬公開決定。若葉竜也、落合モトキ、馬場ふみから共演者も発表された。

映画 邦画ニュース
注目記事
『AWAKE』(C)2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
『AWAKE』(C)2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
  • 『AWAKE』(C)2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
  • 吉沢亮
  • 若葉竜也
  • 落合モトキ/『笑う招き猫』初日舞台挨拶
  • 馬場ふみか
吉沢亮主演映画『AWAKE』がこの冬公開決定。若葉竜也、落合モトキ、馬場ふみから共演者も発表された。

大学生の英一は、かつて奨励会で棋士を目指していたが、同世代で圧倒的な強さと才能を誇る陸に敗れ、プロの道を諦める。普通の学生に戻るべく大学に入学するも将棋以外何もしてこなかった英一は、急に社交的になれるはずもなく、なかなか友人もできない。

そんなある日、コンピュータ将棋に出会い、プログラミングに心を奪われた英一は、早速AI研究会の扉をたたき、変わり者の先輩・磯野の手ほどきを受けることに。数年後、コンピュータ将棋の大会で優勝した英一は、棋士との対局である電王戦の出場を依頼される。最初は申し出を拒否する英一だったが、相手がかつてのライバル・陸だと知り――。

本作は、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞にて、241本の中からグランプリに選ばれた作品。2015年に実際に行われ、当時ネットユーザーや将棋ファンの間で物議を醸した、将棋電王戦FINAL第5局、棋士 VS AWAKE戦という、<棋士VSコンピュータの対局>に着想を得、「乃木坂46」のMVなどを手掛けてきた山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。今作が商業映画デビューとなる。

天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公が、冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語だ。

来年の大河ドラマ「青天を衝け」も注目の吉沢さんが今回演じるのは、内気で周囲との関わりを持つのが苦手な青年・英一。動きが少ない芝居の中で複雑な感情の変化を表現する。

吉沢亮
かつてのライバル・陸役には、「生徒諸君!」「ごくせん」の若葉竜也。AI研究会の変わり者の先輩・磯野役には、映画・ドラマ・舞台と幅広いジャンルで活躍する落合モトキ。そのほか、寛 一 郎、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことが出演する。

若葉竜也若葉竜也

キャスト・監督 コメント


吉沢亮
とにかく脚本の面白さにやられました。素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと少しずつ形にして行く時間はとても幸せで、個人的に今まで出演した作品の中で一番好きです。将棋以外何もなかった男が、仲間との出会いや衝突、ライバルとの再会を通して、沢山の大切な物を見つけて行く青春ストーリー。勝ち負けにこだわるのか、勝ち方や負け方の誠実さ、美しさにこだわるのか。とても素敵な映画になったと思います。

若葉竜也
将棋に「まぐれ」や「運」での勝利は一切なく、己の実力だけで闘う棋士という方々に、昔からすごく惹かれていたので、オファーを頂いて、嬉しかった反面、大きなプレッシャーもありました。棋士から滲み出る勝負師の緊張感や、独特な異物感、将棋盤の前での振舞い、そして、駒を操る美しい手。将棋の駒も触った事がない一介の俳優が体現するのは、並大抵の事ではない、と強く感じました。
将棋を題材にした映画と聞くと退屈で静かでTHE 邦画と言うイメージがあるかもしれませんが、ドエンタメです。将棋のルールがわからない方でも楽しんでいただけます。なぜなら将棋のルールがわからない人も制作スタッフの中にいて、意見を聞きながら撮影したので。そして、矛盾するかもしれませんが、個人的には、将棋映画ではなく、最高の青春映画だとおもっています。期待してください。

落合モトキ
「うわ!これは頭がキレッキレの役だなぁ、専門用語多めだな~」というのが最初の感想(笑) 主演の吉沢さんは是非共演してみたかった役者さんでしたし、周りのキャストの方も実力のある役者さん達ばかりでしたので、これは頑張らないとなと(笑) 監督がどんな絵を撮るのか非常に楽しみでしたし、この作品は早くみんなに観てほしい!と台本を読みながらクランクインを待ちわびていました。
僕の勝手な偏見で将棋は年配の方が趣味でやっている物という古風な先入観がありまして。。。しかし最近では藤井(聡太)さんのタイトル獲得最年少記録更新の話題もあり、若い方も将棋を目にする機会が多いかと思います。人間と人工知能どちらが強いのか!?誰もが疑問に思うこの題材をエンターテイメントとして面白く描いている作品だと思います。AWAKEにかける男達の情熱を見て楽しんで頂けたら!

寛 一 郎
AI将棋対天才棋士というのは、今までの将棋映画とは一味違う、少し突飛な設定だなという印象を持ちました。その中で葛藤や苦悩などをうまくエンターテイメントとして落とし込んだ作品になってると思いますし、脚本を読んだ印象でした。
吉沢さんと若葉さんの鬩ぎ合いは勿論のこと、その狭間にいる人間やそれによって動かされる人間もうまく描かれてると思います。

馬場ふみか
私自身これまで全く将棋というものに触れてこなかったので、こんな世界があるんだなと驚きました。将棋がとても注目されている今、私もこれをきっかけに将棋についてすこしでも知ることができるんだなとわくわくしました。
とても緊張感のある対局のシーンはもちろん見どころです。私も実際に見ていてぐっと集中して前のめりになってしまいました。ただ、将棋だけでなくそれぞれの成長していく姿もぜひ見ていただきたいです。

森矢カンナ
きっと前世からの因縁なのかまたは友情なのか、(主人公とライバルの)二人の強い結びつきを感じました。そして将棋を詳しく知らない私でもおもしろくて、一気に読み進めた脚本でした。
影があるから光がある。情熱をもって向き合うことの美しさ、勝ちという一つを求め続ける二人の目を、是非映画を観て感じてほしいです。

山田篤宏監督
「長かったなー」というのが率直な気持ちです。自分のせいが大半なんですが、もっと早くここ(デビュー)までたどり着ける気でいました。あとは、楽しんで観てもらえるかが期待半分、怖さ半分。そして、撮影決定したときもそうだったんですが、実際公開するその日まで、何が起こるかはわからないので全く気は抜かないぞと思っています。
吉沢さんは高い演技力はもちろんですが、陰陽どちらの引き出しもお持ちで、本作のキャラクターとしては陰の方の魅力を作り上げてもらえると思ったこと(がキャスティングの決め手)です。若葉さんは台詞がかなり少ない役でもあるので、逆にちょっとした表情や仕草、そして雰囲気で、若手プロ棋士としての圧倒的なリアリティを実現できる、その力に賭けました。
将棋の対局を元にした話ではありますが、「将棋が一切わからなくても楽しめる」よう、すごく工夫しました。将棋ファンもそうでない人も楽しんで頂ければありがたいです。

『AWAKE』は12月、新宿武蔵野館ほか全国にて公開予定。
《シネマカフェ編集部》

関連記事

特集

【注目の記事】[PR]

特集

page top