桜木紫乃の直木賞受賞小説を映画化した『ホテルローヤル』から、波瑠演じる主人公のエプロン姿とともに、ホテルを取り巻く豪華キャスト陣の場面写真が公開された。>>『ホテルローヤル』あらすじ&キャストはこちらから原作者の桜木さん自身を投影した主人公を、波瑠さんが繊細さの中に意志の強さを感じさせながら演じる本作。今回、解禁されたのは湿原を背に建つ北国のラブホテル「ホテルローヤル」を取り巻く、個性豊かなキャラクターたちの場面写真。特に印象的なのが、家業のラブホテルを継ぎ女将として働く波瑠がボイラー室で従業員と休憩している姿。同じオレンジのエプロンをした従業員役の余貴美子、原扶貴子と並び、換気口から漏れ聞こえてくる客室の声に耳をそばだてている。スーツを着た松山ケンイチはアダルトグッズ会社の営業担当として「ホテルローヤル」を訪れ、グッズの説明などセールストーク。また、波瑠の父親役を演じた安田顕は「ホテルローヤル」で起きたある事件を嗅ぎつけたマスコミに囲まれ、彼らを追い返すべく激しい剣幕を見せる。一方、ホテルを訪れた高校教師とその生徒を演じた岡山天音と伊藤沙莉は、ホテルの一室で何やら意味深な会話をしている様子。それぞれに人には言えない悩みや孤独を抱え、ラブホテルで働く人、そしてそこを訪れてくる客、様々な人間模様が垣間見える1枚1枚となっている。『ホテルローヤル』は11月13日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。