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本作では、自分勝手で風変わりな英国紳士ライオネル卿が、生きた化石・Mr.リンクを“秘密の相棒”にして、旅の途中、伝説の地図を持つ女性アデリーナも仲間に加わり、ロンドン、アメリカ、スイス、イタリア、エジプト、果てはインドにヒマラヤまで、文字通り地球を横断しながら、想像を超える出会いと驚きに満ちた世界を見せてくれるアドベンチャームービー。

そんな本作を製作するにあたって、監督のクリス・バトラーは影響を受けた3つの作品に言及している。一つが、インディ・ジョーンズシリーズの第1作『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』。本作の劇中で描かれる胸躍るような冒険劇は、『レイダース』のアクション・シーンの完成度の高さに心を奪われた監督が、あの映画にある「弧を描くような物語の流れ」を再現しているそう。

もう一つが、アーサー・コナン・ドイルによる「シャーロック・ホームズ」シリーズ。ライオネル卿とMr.リンクの凸凹コンビっぷりやコメディ感たっぷりの掛け合いは、ホームズとワトソンの関係に影響を受けたのだとか。
そして最後、ジュール・ヴェルヌ原作の映画『八十日間世界一周』から、冒険のスケールの大きさや、鮮やかな色彩の世界観にインスパイアを受けており、時代を越えて愛される名作たちの息吹を感じられる作品だ。

特に、『レイダース』には強い影響を受けたそうで、バトラー監督は「アクション、ドラマ、ロマンス、そしてコメディまで、幅広いジャンルを駆け巡る魅力的な登場人物たち―私は、アニメの世界にもあのようなヒーローが必要だと思った。どこかインディ・ジョーンズのようで、シャーロック・ホームズのようでもある存在。情熱的で風変り、そして目的のために何でも乗り越える人。そう考えるうちに、ライオネル卿が誕生した。そこから彼と対照的なキャラクター、Mr.リンクが生まれたんだ」と、キャラクター誕生秘話を明かしている。
到着した映像内では、壮大な荒野を走る馬車の姿や豪華列車の旅、大海原を行く巨大な船での船旅の様子など、色鮮やかな美しい映像が流れる中、それぞれのキャラクターを演じたヒュー・ジャックマン、ゾーイ・サルダナ、ザック・ガリフィアナキスが本作の魅力をアピール。

現在の状況では気軽な海外旅行は夢のまた夢...。そんな中、大きなスクリーンを通して世界中をめぐり、伝説の地を目指して冒険を繰り広げる本作で世界一周気分を味わえそうだ。
『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』は11月13日(金)より新宿バルト9ほか全国にて順次公開。