『新感染半島』救えなかった家族…謎のウイルスが襲った“あの日”の冒頭映像
カン・ドンウォン主演『新感染半島 ファイナル・ステージ』から、謎のウイルスが感染爆発し、高速列車を襲った“あの日”、別の場所にいたカン・ドンウォン演じる主人公をとらえた冒頭映像を独占入手
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それは、前作『新感染 ファイナル・エクスプレス』で描かれた4年前の謎のウイルス爆発に襲われた日、ジョンソク(カン・ドンウォン)と姉一家が韓国から脱出しようとしているシーン。
本作の開始早々に映し出されるのは焼け焦げた車のそばで、“音”に反応するゾンビの姿。元々人間だったとは思えないほどに変わり果て、謎のウィルスの脅威を感じられる。そんなゾンビにも構わず、ジョンソクは姉夫婦と幼い甥を乗せ、崩壊した韓国から何とか脱出しようと車を走らせていた。軍人であるジョンソクは日本行きの船に乗るため部下に到着するまで待つよう伝える。
すると目の前に突然人の姿が! 車を停止させ近付いてくる男に驚きと恐怖を感じるジョンソクと義兄のチョルミン(キム・ドユン)。男は小さい娘と妻がいて港まで乗せてほしいと懇願するが、男の服が血で真っ赤に染まっていることに気付いたジョンソクは車を発進させる…。
男のものであろう故障した車の横を通り抜けようとしたところ、車の裏から娘を抱いた女性が飛び出し、娘だけでもと頼み込む。だが、感染者ではないと確信できない人を乗せることは、非常にリスクが高い。家族の安全を第一に考えたジョンソクは答えることなくアクセルを踏み込む。顔を歪めたジョンソクの表情から、苦渋の決断であったことが伝わってくるシーンとなっている。
『新感染半島 ファイナル・ステージ』は2021年1月1日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。