北朝鮮強制収容所の“現実”を3Dアニメで描く『トゥルーノース』6月4日公開&新予告編解禁

北朝鮮強制収容所の内情を生存者証言を参考に描きつつ、過酷な環境で生きていく家族とその仲間たちが成長していく姿を3Dアニメーションで活写した衝撃作『トゥルーノース』が6月4日(金)より公開決定。新予告編とポスタービジュアルが解禁となった。

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『トゥルーノース』(C)2020 sumimasen
  • 『トゥルーノース』(C)2020 sumimasen
  • 『トゥルーノース』新ポスタービジュアル(C)2020 sumimasen
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北朝鮮強制収容所の内情を生存者証言を参考に描きつつ、過酷な環境で生きていく家族とその仲間たちが成長していく姿を3Dアニメーションで活写した衝撃作『トゥルーノース』が6月4日(金)より公開決定。新予告編とポスタービジュアルが解禁となった。

本作は、レオナルド・ディカプリオも激賞したドキュメンタリー映画『happy - しあわせを探すあなたへ』のプロデューサーを務めた清水ハン栄治の初監督作品。在日韓国人4世である清水監督は、幼い頃から帰還事業で北朝鮮に渡航後に消息を絶った人たちの話を聞いており、実際に収容体験をもつ脱北者や元看守などにインタビューを行い、10年もの歳月をかけて作り上げた。

『トゥルーノース』(C)2020 sumimasen
強制収容所内の恐るべき実態を描きつつ、家族愛、仲間との絆・ユーモア、死にゆく者への慈しみの心情などが、実写ではなく、あえて寓話的なアニメーションで描かれた本作は感動と評判を呼び、アニメ映画の世界最高峰を選ぶ権威あるアヌシー国際アニメーション映画祭「長編コントルシャン部門」にノミネート。韓国のプチョン国際アニメーション映画祭長編部門の特別賞をはじめ海外の映画祭を席捲、昨年の第33回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス部門」でも正式上映され話題となった。

音楽監督はディズニー長編アニメ映画『ムーラン』(1998年)のマシュー・ワイルダーが担当した。

『トゥルーノース』(C)2020 sumimasen
今回解禁となる新予告編では、「12年前、私は母国から亡命しました。これは私の家族の物語です」とカメラに向かって語りかける男性の言葉から始まる。

1995年北朝鮮・平壌、両親と幸せに暮らしていた主人公ヨハンは、突然父が政治犯の疑いで逮捕され、母と妹ミヒとともに悪名高き強制収容所に送還されてしまう。「お母さん心配しないで。僕が母さんとミヒを守る」とヨハンは決意するが、飢えと極寒の中、「お前らは皆使い捨てなんだよ」と過酷な労働を強いられる。そんな生存競争の中、ヨハンは次第に優しい心を失うが、家族を失ったことで本来の自分を取り戻していく――。


「北朝鮮の人々のヒューマニティーを表現したかった」と監督


併せて解禁されたポスタービジュアルには「それでも、生きていく。」というコピー、そして高い壁がそびえる場所に立ち、遥か遠くの空を自由に飛ぶ鳥を見つめる後ろ姿が配された。

『トゥルーノース』新ポスタービジュアル(C)2020 sumimasen
清水監督は「『トゥルーノース』というタイトルには2つの意味を込めました。ひとつは英語の慣用句で“絶対的な羅針盤”の意。人間として進むべき方向や生きる真の目的を、究極の環境でも見失わない主人公たちの葛藤を描きたかった。ふたつめに“ニュースでは報道されない北朝鮮の現実”。それは今日でも12万人以上が収容されている政治犯強制収容所での人権蹂躙と、抑圧の中でも健気に生きる北朝鮮の人々のヒューマニティーを表現したかったのです」と、本作に込めた思いを力強く語っている。

『トゥルーノース』(C)2020 sumimasen
『トゥルーノース』は6月4日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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