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ひとり歩くキム・ミニの姿が印象的『逃げた女』新ビジュアル完成

『逃げた女』から、キム・ミニ演じる主人公の歩く後ろ姿が印象的な新ビジュアルが解禁。また、吉岡里帆や満島真之介、行定勲監督らからコメントが到着。

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韓国の名匠ホン・サンス監督が公私にわたるパートナーのキム・ミニを迎えたタッグ7作目『逃げた女』。この度、キム・ミニ演じる主人公の歩く後ろ姿が印象的な新ビジュアルが解禁。また、吉岡里帆や満島真之介、行定勲監督らからコメントが到着した。

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絶賛開催中のホン・サンス監督特集上映「HONG SANGSOO RETROSPECTIVE 12色のホン・サンス」(~6月10日)に加えて、6月12日からは特集上映「作家主義ホン・サンス」も開催され、注目が高まる本作。

『逃げた女』(C)2019 JEONWONSA FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED
吉岡さんからは「女性ならではの強さに共感し、同時に隠そうとしていた弱さにも対峙せざるを得ない時間」、大島葉子(女優)から「ズームの様に女の心の内を自然体で語らせる」、北村紗衣(フェミニズム批評)からは「一見、何の変哲もない会話を撮っているだけに見えますが、実は女性が人生で直面する様々な問題にさりげなくも鋭く切り込んでいます」など、女性心理をスリリングにあぶりだした本作への共感のコメントが到着。

『逃げた女』(C)2019 JEONWONSA FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED
また、『あのこは貴族』の岨手由貴子監督からは「高揚しっぱなしでした」、行定勲監督からは「それぞれの事情、それぞれの恋情を語る女たちに魅了されっぱなしだった」とクリエイターからも絶賛の声が。

さらに、「82年生まれ、キム・ジヨン」の翻訳者として知られる斎藤真理子は「あれ、ホン・サンス、結晶してきた? どこへ向かっていくのかわからないけれど、この結晶化はとても気になる」と語り、韓国カルチャーに精通する古家正亨(ラジオDJ/MC)からは「孤独で行き場のないキム・ミニのその姿はホン・サンスの描く世界そのもの」など、ホン・サンス監督へのコメントも相次いでいる。

『逃げた女』(C)2019 JEONWONSA FILM CO. ALL RIGHTS RESERVED
『逃げた女』は6月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》

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