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広瀬すず&松坂桃李W主演、李相日監督が「流浪の月」映画化

凪良ゆうの「流浪の月」が、広瀬すずと松坂桃李のW主演で映画化されることが決定。李相日が脚本と監督を手掛け、撮影は8月上旬よりスタートするという。

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  • 原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)
2020年の本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)に輝いた凪良ゆうの「流浪の月」が、広瀬すずと松坂桃李のW主演で映画化されることが決定。李相日が脚本と監督を手掛け、撮影は8月上旬よりスタートするという。

雨の夕方の公園で、びしょ濡れの9歳の家内更紗に傘をさしかけてくれたのは、19歳の大学生・佐伯文。引き取られている伯母の家に帰りたがらない更紗の意を汲み、部屋に入れてくれた文のもとで、更紗はそのまま2か月を過ごすことになる。

しかし、やがて文が更紗の誘拐罪で逮捕されてしまう。それから15年後。「傷物にされた被害女児」とその「加害者」という烙印を背負ったまま、2人は再会する――。

『怒り』に続く2度目の李監督作品へ参加する広瀬さんが今回演じるのは、幼い頃、誘拐事件の“被害女児”となり広く世間に名前を知られることになってしまった女性・家内更紗。今回初の李組参加となる松坂さんは、その事件の“加害者”とされた当時19歳の大学生・佐伯文を演じる。

“被害女児”と“加害者”という烙印を押され、事件の契機となったそれぞれの秘密を抱えたまま、後に再会した2人が選ぶ道とは。本作は、繊細に揺れ動く2人の思いが胸にせまる珠玉の物語。


再び李組に参加したいという思いがあったという広瀬さんは「『この役の気持ちを知ってると思って』と監督に言われたその日から私は毎日なんだか、どこかずっと緊張しています。私の少しの変化を、誰よりも早く細かく気付かれてしまいます。だからこそ監督の前では絶対嘘がつけないし、ちょっとでも誤魔化そうとするもんなら…想像するだけで…今、監督の前でお芝居するのが怖いです」と撮影前の心境を明かし、松坂さんは「李監督とは初めてご一緒しますが、作品を拝見していて、いつかやってみたいとずっと思っていた方でした。正直今は霧の中にいる気分です。ただこの作品に文として参加できる喜びを噛み締めてもいます。全身全霊でいきます」と意気込む。

現在公開中の『いのちの停車場』でも共演している2人。お互いについては「松坂さんは、以前ご一緒した現場でとても真面目で大らかな印象を受けました。文を松坂さんが演じると知った時も、なんだかすぐにしっくりくる不思議な雰囲気もあり、今回の役、作品で、ご一緒出来る事はとても楽しみです」(広瀬さん)、「広瀬さんは成島組以来の再会ですが、 肝が据わっていて頼もしさすら感じます。改めてご一緒出来ることほんとうに楽しみです」(松坂さん)とコメントしている。

また李監督は「『怒り』以来ですが、広瀬すずとは必ずまた映画で再会する。疑いのない確信と、強い願望を常々持ち続けていました。松坂桃李君のこの作品への意気込みには驚嘆するばかりです。身体つきはもちろん髪や体毛の一本一本、皮膚感に到るまで役に向けて丁寧に積み上げていく執念には心が震えます。二人の眼差しが重なり、互いを慈しむ優しさに溢れた時、自分がどれほど心を奪われるのか…待ち遠しくてなりません」と主演の2人について語っている。

『流浪の月』は2022年全国にて公開予定。
《シネマカフェ編集部》

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