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ソル・ギョング×ピョン・ヨハン、水墨画のような映像美で描く『茲山魚譜-チャサンオボ-』公開

第57回百想芸術大賞・大賞を受賞した韓国映画『茲山魚譜-チャサンオボ-』が、11月19日(金)より全国で順次公開決定。

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『茲山魚譜-チャサンオボ-』 (C)2021 MegaboxJoongAng PLUS M & CINEWORLD. ALL RIGHTS RESERVED.
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韓国で今年3月末に公開されると、現地でも大ヒットしていた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』『ゴジラVSコング』を抜いて1位を記録(※)、第57回百想芸術大賞では映画部門・大賞を受賞した韓国映画『茲山魚譜-チャサンオボ-』が、11月19日(金)よりシネマート新宿ほか全国で順次公開されることが決定した。

舞台は、キリスト教が迫害されていた19世紀初頭の朝鮮時代。熱心な教徒だった天才学者・丁若銓(チョン・ヤクチョン)は最果ての島に流刑になる。しかしそこには、豊かな海と自然、そして素朴な人々との出会いがあった。次第に海の生物たちの魅力にとりつかれ、庶民のための“海洋学書”を書き記したい欲望が生まれていく。そして島民の誰より海の生物に詳しい若き漁夫・昌大(チャンデ)と出会い、やがて2人は互いに師となり友となるが…。

日本でも渋沢栄一の孫、敬三が翻訳版の出版を志した、韓国で有名な海洋生物学書である「茲山魚譜(チャサンオボ)」。本作は、本に記された史実を基に師弟関係の行く末を描いたヒューマンドラマ。

実在した学者、丁若銓(チョン・ヤクチョン)を演じたのは、『悪の偶像』『君の誕生日』などで近年も勢力的に活躍、本作が初時代劇となるソル・ギョング。共演は日本映画『太陽は動かない』やドラマ「未生(ミセン)」のピョン・ヨハン。さらには『パラサイト 半地下の家族』「ロースクール」のイ・ジョンウンや、『エクストリーム・ジョブ』「キングダム」のリュ・スンリョンなど多くの実力派俳優が顔を揃える。

監督は『金子文子と朴烈』で激動の時代を生き抜く人々を描いたイ・ジュニク。百想芸術大賞で大賞を受賞するなど高評価を得る本作は、あえてモノクロームで描いた水墨画のような美しさで観る者を魅了する。

『茲山魚譜-チャサンオボ-』は11月19日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。

(※)2021.3.31~4.1<映画振興委員会・映画館入場券統合ネットワーク>調べ
《シネマカフェ編集部》

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